振動トランスミッター

振動トランスミッターとは

振動トランスミッターとは、センサーが感知した振動を4-20mA信号等に変換して出力する機械です。

通常振動計を構成する部品のひとつで、振動センサーと同時に用いられ、センサー機器がトランスミッター機能を兼ね備えることもあります。機械の過大な振動は故障の原因または予兆であるため、継続的な監視のために振動計が使われます。

エンジン、モーター、ファンなどで用いられ、代表的な基準はISO10816です。振動トランスミッターはセンサーが感知した振動を、主に速度、加速度、もしくは変位のうちひとつまたは複数を用い、人間が数値や波形で把握できる形に変換し、時には基準に沿った故障度合いまで算出します。