汚泥乾燥機

汚泥乾燥機とは

汚泥乾燥機とは、汚泥 (スラッジ) の水分を飛ばすために熱風や減圧などを加える機械です。

水分の多い汚泥を乾燥状態にすることで、処分する体積を減らすほか、肥料や燃料としての再利用に向けた加工も可能になります。汚泥乾燥機が普及したことにより汚泥のリサイクル率は上昇しており、特に下水処理によって発生した汚泥は7割以上が再利用されています。

汚泥には有害物質が含まれることもあるため、汚泥乾燥機の種類を決めるには、可能な再利用方法を検討することが必要です。肥料として再利用する場合には有機物を損ないにくい間接乾燥方式が、発生するメタンガスの利用を考慮する場合は改質乾燥方式が適しています。