表面エアレータ

表面エアレータとは

表面エアレータとは、水質管理装置の一種で、水面部分の水を吹き上げて空気と混合させることで水中の溶存酸素量を増加させる装置です。

立軸タービンエアレータやロータリーブラシエアレータなどがあり、羽根車やブラシの付いた円筒状ディスクを回転させることで、効果的に水を吹き上げるように設計されています。表面エアレータは、汚水処理の生物的処理工程で好気性微生物の生存と活性を保持するのによく使用されています。

また、水質改善や水温調整などの目的で、池や湖などの水域にも設置されることがあります。有害な藻類や悪臭の原因となる物質の発生を抑制するのも、表面エアレータの重要な役割の一つです。