ファインラインテープ

ファインラインテープとは

ファインラインテープとは、塗装をするときに塗り分けをするために使用されるマスキングテープの一種です。

塗装する部分に継ぎ目として使用できます。防水加工がされており、塗装面に直接貼り付けられるため作業時間の短縮に繋がります。また、直線的な貼り付けだけでなく曲線の貼り付けも可能です。

寒暖差などにも対応しているので、長期間の作業でも剥がれる心配がありません。地域による気候の影響も受けにくいのが特徴です。凸凹した塗装面にも貼り付けが簡単で、糊残りが少ないため表面の保護にも適しています。

避難用呼吸器

避難用呼吸器とは

避難用呼吸器とは、緊急時に使用される呼吸器具です。

災害時に有毒ガスなどの有害物質が生じた場所から避難するときに使用します。避難用呼吸器の種類は、周囲空気依存型と自給式の2つのタイプに分類されます。

周囲呼吸依存型はフィルターが付いており、フィルターを介して空気を吸うタイプです。フィルターを通して空気を吸うため、空気内の有害物質が上限値を超えないことが必須となっています。主に短い時間で避難をするときに適しています。自給式は加圧式のエアーバックから空気が持続的に供給されるタイプです。濃度が高い有害物質が流出している場合や酸素が少ない場合に使用されます。長時間の避難をするときに用いられる場合が多いです。

キャビネットファン

キャビネットファンとは

キャビネットファンとは、電子キャビネットに蓄積する熱を除去するための冷却ファンです。

電子コンポーネントの安全な動作を保証するために、重要な役割を担っています。電子コンポーネントの熱が電子キャビネット内に蓄積し温度が上昇した場合、パフォーマンス低下の恐れがあります。キャビネットファンを使用することで、電子キャビネット内の温度を下げ、過熱にともなうリスクを低減します。

動作の原理は、電子コンポーネントに対して空気の流れを生成します。ファンが冷たい空気を送り込むことで過剰な熱を吸収し、熱の蓄積を防ぎます。また、加熱した空気を排出し空気を入れ換えることで、内部温度を調整します。

ドージングタンク

ドージングタンクとは

ドージングタンクとは、ポンプを使用して廃水を廃水場に移動する浄化システムです。

土壌条件が困難な場合や、重力が不十分で廃水が排水溝に移動しない場合に、ドージングタンクが必要となります。浄化槽からドージングタンクに排水が流れる間に底に固形物が沈み、その後、フロートにより排水ポンプが作動することで、排水が排水場に送られます。排水ポンプは、特定の間隔で浄化槽から浸出場に排水を移動させます。

フロートが水位を測定し、廃水がタンク内の特定のレベルに達した場合、ポンプで水を排出するように、ドージングタンクに信号を送ります。また、ドージングタンクはタイマーとしても機能し、浸出場に水を汲み上げすぎるのを防止します。

エアーブリーザー

エアーブリーザーとは

エアーブリーザーとは、外部の塵がタンクに入るのを防ぐための油圧機器です。

作動油タンクやリザーバータンクなどの空気孔や給油口に取り付けて使用することで、外部の塵や汚染物質がタンクに入るのを防ぎます。

樹脂や合金などの素材がキャップに採用されており、耐久性に優れています。シンプルな構造の製品が多く容易に取り外すことができるので、保守性も高いです。エアーブリーザーを洗浄しないまま使用し続けると、汚れによる目詰まりを起こすため、定期的な洗浄が重要です。

DCアルタネーター

DCアルタネーターとは

DCアルタネーターとは、発電した電気をバッテリーに充電する発電器です。

DCアルタネーターは、エンジンが動力源となります。エンジンが始動すると、エンジンから伝達される運動エネルギーを電気に変換することで発電し、発電した電気をバッテリーに充電します。バッテリーに充電された電気は、車内機器やエンジン起動時に使用するスターターモーターへ、必要な電気を供給します。

アイドリング中などの低回転時であっても発電量に優れており、電気を安定して供給することが可能です。また、近年DCアルタネーターの軽量化・小型化が進んだことと、自動車の電子制御化が進んだことで、発電量は増加しています。

データ取得ソフトウェア

データ取得ソフトウェアとは

データ取得ソフトウェアとは、さまざまなデータソースからデータを抽出するためのツールです。

進化を続ける多様なデータソースからより多くのデータを抽出することができ、抽出したデータは、収益性の向上、顧客サービスへの活用など、サービス向上のためのツールとして活用できます。

データの抽出作業を手作業で行う場合、手間と時間がかかるだけでなく、ヒューマンエラーが発生する可能性があります。データ取得ソフトウェアを使用することで、作業の自動化・効率化が可能となります。具体的には、DB、Webページ、その他のデータソースに接続し、ユーザーが指定したデータの抽出条件に従い、必要なデータを取得します。

監視制御盤

監視制御盤とは

監視制御盤とは、主要機器に対して、監視・制御を行うためのシステムです。

自動運転している機械設備は、規模が拡大し、システム構成が複雑化するほど、機械設備を管理・制御することが難しくなります。そこで、監視制御盤を導入することにより、間違いや無駄のない制御を行うことが可能となります。

また、何らかの異常が発生した場合に異常を素早く検知できるのも、監視制御盤のメリットです。複数機が稼働していることから、正確かつ効率的な運用が求められ、異常時の早期発見が必須となるエレベーターや、機械設備の配置が複雑で大規模であることから、機械設備の一元管理化が必要とされる工場設備などに導入されています。

導電性フォーム

導電性フォームとは

導電性フォームとは、静電気による電子回路の破壊を防ぐための梱包部材です。

精密機器や電子機器にとって、静電気は大きな障害となります。導電性フォームは、製造工程から、工場内での移動・保管・組立て作業のための緩衝材、出荷、輸送など、すべてのプロセスにおいて静電気による障害を防ぎます。

ウレタンフォームと比較して強度が高いのが特徴で、緩衝材として優れた効果を発揮します。また、ウレタンフォームのような加水分解による物性変化がありません。加工性に優れており、裁断、切削、打ち抜き、接着の他にも、熱圧縮成型・真空成型も可能なため、用途にあった形状に成形することで、さまざまな梱包物を梱包可能です。

サーキュレーションヒーター

サーキュレーションヒーターとは

サーキュレーションヒーターとは、気体や液体を経済的に効率よく加熱するためのユニットです。

石油化学や発電所で使用され、被加熱物としては、液体の場合は水、油、薬液等。気体の場合は空気、蒸気、窒素ガス、水素ガス等が加熱対象となります。電力の予備加熱、乾燥用としても活用されることから、安全性や性能面だけでなく、メンテナンス性・耐久性にも高度なものが求められます。

パイプラインの途中で加熱できるよう設計・製造されており、構造上、設置や操作が容易であり、必要であれば空焚き防止用調節器を取付可能なので、発熱体の破損の心配がありません。