ダクトバーナー

ダクトバーナーとは

ダクトバーナーとは、空気とガスを混合して燃焼させる装置です。

燃料ガスは天然ガスやプロパンが多く使用されており、火炎の長さは短く安定した燃焼状態を保つことができます。燃焼に必要な空気とガスの混合比を正確に制御できるため、燃料の無駄遣いを防ぎエネルギーコストを抑えることが可能です。

また、燃焼効率が最適化されるので排出される有害物質も少なく、環境に優しいという利点もあります。ダクトバーナーで燃焼させ、ダクト内で空気と混合させ熱風を作り出します。ダクトバーナーは、産業分野や大規模な建築物の暖房、換気に使用される場合が多いです。

デュアルプレートチェックバルブ

デュアルプレートチェックバルブとは

デュアルプレートチェックバルブとは、流体の逆流を防止するためのバルブです。

チャッキ弁または逆止弁とも呼ばれています。デュアルプレートチェックバルブは、バルブの軸を中心として2つのプレートが取り付けられています。流体がバルブに流入すると、流れの圧力によってプレートが開き流体が通過できる仕組みです。

流体の流れが止まるとプレートはバネの力により自然に閉じ、逆流を防止します。デュアルプレートチェックバルブは従来の単一プレートタイプと比較して流体制御の性能が高く、メンテナンスの必要性が低いです。

ドリルスピンドル

ドリルスピンドルとは

ドリルスピンドルとは、一般的に主軸とも呼ばれ、ドリルやほかの切削工具を保持し、回転させる機械部品です。

木材や金属に穴あけ加工をする機械である、ボール盤に使用されます。チャックと呼ばれる部分に切削工具を取り付け、ドリルスピンドルが軸となり回転します。

材料や工具の種類によって速度を変更することができるため、効率良く高品質な加工を行うことが可能です。工業や建設現場で広く使用されており、穴あけに限らず、ねじ切りなどの正確な加工作業に不可欠な部品です。

ボーリングマシン

ボーリングマシンとは

ボーリングマシンとは、地中に穴を開けるための大型機械です。

回転するドリルビットが高速回転をしながら、地層や堅固な岩石層を削り掘り進めます。種類によっては深さ500mほどまで掘り進めることが可能です。主に建設工事や鉱山で使われ、地下トンネルや井戸を掘る際、鉱石や石炭を掘り出します。

その他、災害救助活動や環境調査、地質調査の分野でも有用です。幅広い用途により、ボーリングマシンは現代社会のインフラ構築や資源開発、災害対応において非常に重要な役割を担っています。

ディスペンシングバルブ

ディスペンシングバルブとは

ディスペンシングバルブとは、液体やペースト状の材料を正確な量で配分するための装置です。

主に工業製品の製造や組み立ての際に使用され、接着剤やグリス、塗料などの精密な塗布を可能にします。また、電子機器や医療機器の製造にも不可欠です。製品の品質と効率を向上させる重要な役割を果たしています。

材料の量や速度の設定は、操作パネルやコンピューターを使用して行います。 バルブの開閉時間や圧力なども調整することで、より正確な分配が可能です。ばねの反発力を用いて開閉する手動タイプやエア駆動タイプ、電気信号で開閉するソレノイドタイプなどの種類に分類されます。

ディーゼルホース

ディーゼルホースとは

ディーゼルホースとは、ディーゼル車用やディーゼル燃料用のホースです。

ディーゼル燃料やディーゼル排気液をハンドリングしたり移送したりするのに用います。ディーゼルホースは高温耐性や耐食性、耐酸性および耐アルカリ性などに優れているのが特徴です

また、ディーゼル燃料だけでなく、水・潤滑油・ガソリン・鉱物油燃料の輸送などに使用されることもあります。ディーゼル車以外に、工作機械や農業機械、オートバイ機器、油圧式リターンパイプなどに用いられるケースも多いです。

ダイヤモンド切断ワイヤ

ダイヤモンド切断ワイヤとは

ダイヤモンド切断ワイヤとは、切断したい物質にダイヤモンドモンドチップがついたワイヤーをからみつけ、張力で切断する器具のことです。

高速かつ高性能な切断ができます。切断する対象は形状や素材を選びません。石材やコンクリートを始め、銅材、機器類なども切断可能です。スペースが取りにくい狭い場所でも作業できるうえ、振動や粉塵の発生量も少ないです。

代表的な使用用途として、ステンレス配管や変圧器コイル、電動機、ケーブルトレー、コンクリート耐震壁の切断などが挙げられます。

極低温冷凍機

極低温冷凍機とは

極低温冷凍機とは、-100℃以下の極低温にまで冷却できる冷凍機です。

ヘリウムが膨張する際に熱を奪う性質を利用して、冷却を行います。冷凍サイクルや仕組みの違いにより、GM冷凍機、パルスチューブ冷凍機、GM-JT冷凍機、ソルベイ冷凍機などの種類に分けられます。

主な使用用途は、超電導マグネットや磁気共鳴画像診断装置 (MRI) 、リニアモーターカーなどの冷却です。生物化学分析装置、赤外線検知装置、クライオポンプ、半導体製造装置などでも応用されています。

コンタクトホイール

コンタクトホイールとは

コンタクトホイールとは、ベルト研磨をする際に裏側に押しつけて圧をかけるロールです。

種類によって研磨量や仕上がりを調整できます。ホイール径やセレーション (のこぎり刃状) のパターンの形状によっても研磨性能は変わります。コンタクトホイールに使用される素材は、ゴム、ウレタン、スポンジ、鉄、バフなどです。

断面にはいくつか種類があり、標準型は中研磨~仕上げ研磨用です。歯車歯形は粗研磨~中研磨に向いています。スクープ型は重研磨~粗研磨用、スリッドスクープ型は仕上げ研磨~中研磨に適しています。X型は粗研磨~仕上げ研磨に使用可能です。

複合ホース

複合ホースとは

複合ホースとは、いくつかの素材を複合して作られたホースです。

具体的には、合成ゴムやフッ素系樹脂などを組み合わせて作ります。素材を複合させる目的は、耐熱温度を高めたり、機械の負荷や化学物質に対する耐性を向上させたりするためです。また、繰り返し曲げても、折れたり曲がったり、損傷しづらくなったりします。

ゴムホースや金属ホースでは対応しにくい化学物質の移送にも有用です。複合ホースは化学産業を始め、石油や鉄鋼、機械、飲料など様々な用途に利用されています。