この製品について
験環境の定量化、ロングラン (エージング) 試験、試験の自動化による検証工数の効率アップに。
無線機器の『ハンドオーバー (ハンドオフ) 』、『距離減衰 (フォールバック動作) 』試験を、実機環境下で手軽に行うことができるトータルシステム。
特長
・移動端末の通信が基地局Aから基地局Bへ遷移する電波の減衰過程をシミュレーション。
・ハンドオーバー (ハンドオフ) 評価
複数の基地局・アクセスポイントに対して、移動端末が近付く⇔遠ざかるときの電波の強弱を模擬でき、ハンドオーバーを発生させます。減衰量シナリオは最大64チャンネル同期制御できます。
・フォールバック (伝送速度の低下) 動作試験
セルに対する距離減衰量を連続的・無瞬断でシームレスに切り替えることができます。高速プログラマブルアッテネータMAT800/810は、電子式可変アッテネータであり、かつ最高切換速度が2μsと非常に高速で、シャドウイング等の過渡現象を模擬することができます。
・ロングラン (エージング) 試験
同じシナリオでの繰り返し試験を自動化することで、試験効率・工数を改善することができます。昼夜における連続耐久試験も無人で行うことができます。
・汎用性・拡張性が高いシステム
周波数範囲 (300MHz~12.5GHz) 内での使用であれば、通信規格を気にする必要はありません。設備の陳腐化が無く、汎用性・拡張性に優れています。
・簡便なシナリオ作成・制御
減衰量データ作成・制御ソフトウェアMAS801は、直感的な操作でシナリオ作成や制御ができます。また、シナリオ実行中の減衰量データをモニタすることができます。
・対象マーケット
セルラー (2G・GSM・3G・CDMA・4G・LTE・WiMAX・5Gなど) 、無線LAN、Bluetooth、Zigbee、NFC・RFID、Wi-SUN、UWB、ETC2.0・DSRC、M2M、センサー、ウェアラブル、衛星通信など
適応周波数:300MHz~12.5GHz (プログラマブルアッテネータの仕様による)
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