この製品について
■特徴
・紙や繊維を支給する為の送りローラー、オフセット印刷機用インキングローラー、食品加工や半導体などの精密製品の洗浄工程前後の給水・吸水ローラーなど、使用される目的や業界は多岐に渡ります。
・弊社では、特殊な治具を使用したスポンジの圧入、発泡、ゴムライニング等、小ロットから量産の対応まで豊富な納入実績がございます。
■主な使用例
・使用目的により、推奨されるシャフト及びローラー部形状、材質、硬度、表面形状など大きく変化いたします。
・一般的な要件を以下にまとめましたので、開発のご参考としていただければ幸いです。
・ご不明な点などございましたらお気軽に弊社までご連絡ください。
■ローラー表面加工
・搬送ベルトのスリップ防止、蛇行防止、摩擦係数全般を上げる、柔軟性を上げる、接着剤の塗布量調整、フィルムのシワを伸ばす等の使用目的にあわせて表面加工を行います。
・縦溝加工は摩擦係数を上げ、スリップを防ぐ山溝の形状、比率によりコートローラーとしても使用する。
・横溝加工はローラーに柔軟性を与え、食いつきをよくする。
・スリップ、蛇行防止の搬送ベルトに使用する。
・ヘリカル加工は負荷の掛かるベルトサンダなどスリップを防ぎ安定した回転をする。
・ダイヤカット加工、柔軟性を高め薄物の紙、フィルムなどの安定した送り出しを行う。
・ダブルヘリカル加工はスリップ、蛇行を防ぎ、シワを伸ばしながら搬送する。
・ウォーム加工は製紙、反物などコシのない物のシワを矯正しながら送り出す。
・クラウン加工は、搬送ベルトのたわみの補正、搬送物の蛇行防止を目的として、また圧延時の圧力を均等にして圧延物の厚みが平均するようにクラウン加工をする場合があります。
・テーパークラウン加工は両端より中央を太く水平に加工で、蛇行の少ない搬送が可能です。
・ウォーム加工は、緩やかな湾曲を持たせた加工で、スリップの少ない安定した搬送ができます。
・逆クラウン加工は、両端より中央部を細く加工し、搬送物の脱落を防止します。
■ローラーシャフト
・ゴムローラーの場合、一般的には金属材料が使用されていますが、使用目的、使用環境により最も適した材料を選定することが重要なポイントになります。
・ステンレス鋼、アルミニウム、炭素鋼、クロムモリブデン鋼、FRP、C-FRP
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シリーズ
小ロットから量産まで設計に合わせて製造 ローラー製品
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