Atlas SWIR IP67対応カメラシリーズ
株式会社マイクロ・テクニカ

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この製品について

■商品説明Atlas SWIRはIP67準拠のコンパクトな短波長赤外線 (SWIR) GigEカメラで、可視光と赤外光の両方のスペクトルを撮影することができます。Atlas SWIRカメラは、可視光と不可視光の両方のスペクトルを撮影できる広帯域・高感度のSony SenSWIR 0.3 MP IMX991 InGaAsセンサーを搭載し、ピクセルサイズは5μmと小型化されています。

Atlas SWIRは、コンパクトなFactory Toughカメラで、保護等級IP67、PoE+ (パワー・オーバー・イーサネット) に対応しています。また、1段式センサー冷却装置 (TEC1) を搭載し、優れた画質と広い動作温度範囲を実現しています。

■機能傷検査：SWIRは水に敏感なので、果物や野菜の水分を検出することができます。水分量の違いは、野菜の傷みとして現れます。例えばリンゴの傷み検査では、通常の波長では傷みを検出できないが、SWIRではリンゴの傷みを検出できます。

異物混入検査：同じような色や形をした別の物体はその区別が難しいですが、SWIRの波長は、対象物の材質によって吸収・反射の仕方が異なるため、可視光では発見できないような異物を発見することができます。充填量検査：可視光の下では、特にグラフィックが印刷されているパッケージの場合、パッケージの充填量を確認することは困難です。

不透明なプラスチックパッケージでも、SWIRの波長では透明になるため、食品業界での充填量検査やヒートシールパッケージのシールの完全性のチェックに利用できます。シリコンウェーハの検査：SWIRは、1100nm-1400nm付近の波長でシリコンが半透明になるため、シリコンウェーハの検査に使用できます。

可視光ではウェハの表側のみしか問題を検出することができないが、SWIRではウェハの表側と裏側の両方で異物や欠陥を発見することが容易になります。温度変化検出：ある種の物質は、熱を帯びても可視光域では色が変わりません。物体の100℃から1600℃以上までの温度変化を検出するには、SWIRの方がはるかに感度が高いです。

■用途・果物の検査や選別
・包装
・赤外顕微鏡
・半導体検査
・材料の選別