事例企業様: 林純薬工業株式会社 | 従業員数: 300名以上 | 業界:化学・電子材料

 

林純薬工業株式会社は電子デバイス産業の進化と発展に貢献する「電子材料」、幅広い分野での試験研究をサポートする「試薬化成品」を二つの柱としています。

信頼と安心の化学薬品を通して、さまざまなものづくりと関わり、人々の豊かな未来の実現をめざす企業です。

専門性の高い領域で事業を手掛ける当社が、メトリー導入でどのように効果を上げているのか、運用を担当されているお二人にお話を伺いました。

 

 

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「化学薬品・電子材料」領域で、潜在顧客のアプローチに対する課題を、メトリーが突破口を切り拓いた!

 

― 貴社の事業についてお聞かせください。

尾崎さん(以下、尾崎):林純薬工業は1904年に化学薬品販売の商店として創業しました。1950年から試薬製造を開始し、さらに1980年代から電子工業用薬品、半導体産業向け機能性薬品の技術開発に発展してきました。創業120年以上の実績に裏付けられた高度な開発力を活かして、試薬と電子材料を通じ、化学・医薬・食品・環境分析・半導体などあらゆる分野のニーズにお応えする化学薬品メーカーです。

近年では、カスタマイズ対応や法規制遵守をはじめとする「現場の声に応えるサービス」の展開にも注力し、信頼される企業としてその役割を果たしています。

 


― 田中さんと尾崎さん、お二人それぞれの担当されている業務について教えてください。

田中さん(以下、田中):私は試薬化成品部のデジタルマーケティンググループで責任者をさせていただいております。主に自社が運営するECサイト「試薬ダイレクト」を担当しています。

尾崎:私は電子材料部という部署でマネージャーを務めております。電子材料部はマーケティング担当がいないため、様々な業務を兼任しています。

 

― 貴社がメトリーを導入されたのがおよそ1年前ですが、どのようなきっかけがあったのでしょうか?

尾崎:当社の製品は、電子材料も試薬も同様に特定の用途であったり、技術的なニーズを持つ限られた層の企業を対象としています。そのため新しいお客様、いわゆる潜在顧客にアプローチをすることが非常に難しい状況でした。

そんななか、製品を探している技術者や研究者の方と自然な形で繋がれるプラットフォームとしてメトリーを見つけ、注目していました。

 


ターゲット層を明確に絞り込みアプローチできるメトリーはコストパフォーマンスも魅力

 

― 以前はどのような方法で潜在顧客へのアプローチをしていたのでしょうか?

尾崎:それほど多くはないですが、業界専門誌等への広告出稿を行っていました。当社の製品の特性上、広く浅く告知をするというよりは見込みのあるターゲットに絞って効率的に情報を届けたいという点を重視してやっていました。

そういう点においてメトリーはカテゴリーごとに広告を出すことができるのでターゲットを明確に絞ることができ、非常に効果的だと感じていました。

田中:他にもWEB媒体はありますが、導入コストも比較的高いものが多いです。また、一般的な広告施策は、ある程度まとまった費用が必要になることも多く、費用対効果を見極めることの難しさを実感していました。

ですから、検索によりピンポイントでヒットさせるという仕組みでメトリーのサイトドメインの強さは導入以前から感じていました。

 

― メトリー導入にあたって、社内の同意はスムーズに得られたのでしょうか?

尾崎:先ほども申し上げましたが、電子材料部ではマーケティング専任の社員もおりませんし、また、当時は個人的な事情ですが時短勤務をしていた状況でした。なかなか人的にも時間的にもリソースが割けない状況下で「いかに効率的に集客するか」という部分が課題になっていました。効率的という意味で「メトリー」は非常に魅力的でした。

当社では「強く、しなやかに、挑む。」という言葉を価値観として掲げており、こういった新しいチャレンジを受け入れる風土があります。メトリーさんからの提案に対してもすぐに社内で理解が得られて、意思決定もスピーディーに進められました。

 

― 実際にメトリーの効果を感じたタイミングはどのようなときでしたか?

田中:導入後の成果として、特に試薬部門では注力製品ページにおいて高い関心が確認できました。たとえば、「ふっ化水素酸 特級 (500g)」のページでは、14回のアクセスのうち9回でページ内のリンクやボタンがクリックされるなど、何らかのアクションが発生しています。

別のリンク先でも、30回中21回という高い操作率が見られました。さらに、「りん酸 特級 (500mL)」のページでは、最大で約4分間も閲覧されていた例があり、内容を丁寧に読み込んでいたことがうかがえます。

また、「ふっ化水素酸」の検索結果に表示されるページでも、51回のアクセスのうち35回でユーザーアクションが確認されました。 単に「ページが見られた」だけでなく、商品をしっかり検討している人が多かったことを示す、大切な手がかりになったと考えています。

尾崎:Googleなどの検索結果でメトリーの情報は上位に表示されるのですが、なかでも特定のカテゴリにおいて当社の情報が上位に表示されるようになりました。「エッチング液 メーカー」で検索するとメトリーの掲載ページが1位に表示され、その中でも当社の情報が最上位にあります。AIによる概要表示でも当社が取り上げられるなど確かな効果が出ていると実感しています。

 

― お問い合わせ件数などの変化はいかがでしたか?

尾崎:試薬の方はメトリーのお問い合わせ機能を利用した件数が実際に上がっています。電子材料ではコーポレートサイトからのお問い合わせをいただいていると推測しているのですが、実際のお問い合わせ件数がメトリー導入後から20~25%程度増加しています。これもメトリーの効果だと捉えています。

 



WEBマーケティングのプロフェッショナル「メトリー」が寄り添うサポート体制で安心して運用できる!

 

― メトリーの運用面についてはどのように感じていらっしゃいますか?

尾崎:メトリーは既存のカテゴリーで対応できない場合、新しくカテゴリーを新設してくださるのが魅力的だと思っています。当社の電子材料部で化学薬品の受託製造サービスを行っているのですが、カテゴリーが該当せずご相談したところ、新設していただけました。その結果、新しいカテゴリーで当社の情報を上位に掲載いただき、非常に注目度が高まりました。

田中:当社でもアクセス解析など行っておりますが、メトリー側でも独自の分析をしていただいて、定期的に報告をくださっています。なかでもあまりクリックされていない、見られていない箇所について原因を分析し、そのうえで製品ページのタイトルをわかりやすくするなど、ECサイトにも関わりの大きい改善策を提案いただけるのは非常に勉強になりました。こういった気づきをいただけるのはとても助かっています。

尾崎:そうですね。定期的な効果測定の報告やアドバイスをいただけるのは、複数の業務を兼任しながら運用している私たちにとっては工数の負担を減らせるうえに効果が期待できるのでありがたいと思っています。

田中:メトリーのサイト自体も頻繁にアップデートされていますよね。新しい機能が追加されたり、そういったニュースを聞くのも楽しみです。最近はメトリーのテレビCMもよく見かけますし、その結果として認知度が上がって、ユーザーが増えてくれば当社の情報も多くの方の目に触れることになると期待しています。

 

― お二人からメトリーをまだご利用になっていない企業様へアドバイスをするとしたらどのようなことを伝えたいですか

​​田中:メトリーは導入すればPDCAを小さくても高速でしっかり回せる部分が良いと思っています。メトリーの運営の方たちも迅速に対応してくださいますし、打てば響くといった感じでしょうか。情報発信において、ターゲットである顧客層への打率を上げていくことが重要ですが、そこに対して様々なチャレンジができるということを知っていただきたいです。

尾崎:私自身はデジタルマーケティングに関して技術的な知識や経験もさほどないのですが、メトリーに任せておけば、結果が出ると感じています。それぞれの企業のマーケターに寄り添ってくださるので、非常に心強い存在であることが一番の魅力ではないかなと思います。

 

 

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