マルコーエンジニアリングのニュース

2023.8.22

クーリングフィルター 間接冷却装置



冷房・冷蔵装置の運転時に大気への熱負荷を効果的に軽減できる 、冷却システム
熱伝導冷却と気化冷却を用いたハイブリット方式
凝縮器の伝熱管表面に直接、水を散布・噴霧してその表面で水を蒸発させることにより、凝縮器の冷却能力を改善し、空冷式冷房装置の運転に伴う熱負荷を軽減しようとする技術は、一般的に、伝熱管表面にスケールが析出し熱交換能力が低下する可能性があり、それを防止するためには散布水中の不純物を取り除く不純物除去器を必要とするという問題があります。又、フィンを有する伝熱管表面に概ね均等に水を散布するのは難しく、気化熱冷却だけでは期待した冷却能力の改善効果が得られ難いという問題がありました。
クーリングフィルターは、凝縮器に水を直接的に散布・噴霧するのではなく、吸水性・保水性を有し均一な濡れ面を作り易い、特殊なクーリングフィルターと熱交換機を接触させて、そのフィルターの裏面で生じた水の蒸発による気化潜熱とフィルター本体の熱伝導よって熱交換機を冷却し、室外機の放熱効果を上げる特徴があります。

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