【射出成形機】Chinaplas2023【展示会】

生産性とエネルギー効率に関する要求が増加しているため、費用対効果の高い射出成形をサポートする統合システムソリューションの重要性が急速に高まっています。4月17日から20日まで中国の深圳市で開催されるChinaplas 2023では、射出成形機メーカーであり、システムソリューションプロバイダーであるENGELが難しいアプリケーションに挑戦します。理想的な機械とスマートデジタルシステムの組み合わせが、どれほど全体の効率を最大化するかを示します。また、Chinaplasでは、新しいホールドコントロールアシストシステム「iQ」がアジアで初公開されます。

ENGELのアジア・オセアニア地域担当代表であるGero Willmeroth氏は、Chinaplas開催に向けて、「私たちは皆、アジアにおけるお客様、パートナー、そして業界全体と再び直接顔を合わせて接することを楽しみにしています。」と述べています。このイベントは、コロナウイルスの世界的流行に伴い中止を余儀なくされていましたが、この度、4月17日から深圳で開幕されることになりました。「渡航規制が緩和された今、アジア全域からより多くの来場者がこの展示会に参加することが期待されます。私たちは今、コロナウイルス後の新時代を迎えており、Chinaplasにも楽観主義の精神が吹き込まれていると感じています。」 ENGELは、ホール11の通常サイズのスタンドで展示をします。4台の機械展示とトレンドテーマを扱ったエキスパートコーナーで、来場者の皆様をお待ちしております。

ENGELは深圳市で行われる展示会Chinaplas2023にて、全電動式の射出成形機ENGEL e-macによる2つのアプリケーションを紹介し、高い費用対効果で生産性向上を実現できることを実証します。どちらの例でも、金型キャビティがスケールアップしても、生産セルのスペースとエネルギー使用量は低く保たれています。
128個取りの金型を持つe-mac 465/180は、自動車用電子機器に必要なコネクターシールの製造に使用されます。オーストリアのNexus Elastomer Systems社が製造したこのシリーズの金型は、中国の厦門に拠点を置く自動車部品サプライヤーWaexim社で使用されています。タイバー間隔を拡大したe-macの特殊設計により、この大型金型を比較的小さな1800kNの機械に搭載することが可能になりました。さらに、新世代のe-macの大きさは、非常に短く、小型化されています。つまり、加工業者は生産設備の省スペース化と、比較的小型の機械の導入によるさらなるエネルギー削減の恩恵を受けることができるのです。使用する金型にかかわらず、ENGELのe-macは、市場で最もエネルギー効率の高い全自動式の射出成形機のひとつです。
液状シリコンゴム（LSR）は、複雑な射出成形部品の材料として重要性を増し続けていますが、その特性上、高精度な射出成形機が必要となります。この点でも、ENGELの全電動式e-macは高い性能を発揮しています。液状シリコンゴムの複雑な機能部品は、再処理と無駄のない生産でなければ、競争力のある単価を実現することはできません。
深圳市で展示される2台目のENGEL e-macは、医療用アプリケーションを行います。医療分野でも、キャビティ数を増やすことで生産性を向上させる傾向が高まっています。e-mac 1340/280射出成形機は、中国蘇州のNCM社が供給する64個取りの金型からPET製の採血管を製造するために使用されます。機械の設置面積は、特にクリーンルームでは重要なコスト要因になります。

ENGEL at Chinaplas 2023　展示場所はこちら→ Hall 11, stand J41


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