VASUジャパン株式会社のニュース

2024.8.2

【特許取得のお知らせ】物性に優れ環境負荷の低いバイオマスプラスチック



VASUジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:安藤 志郎、以下VASUジャパン)は、グループ会社のVASU Networks HK Ltd.が、物性に優れ環境負荷の低いバイオマスプラスチックに関する特許を取得した事を発表いたします。

今回取得した特許(特許7474539)は、バイオマスプラスチックの製造技術に関するもので、石油由来プラスチックの物性を可能な限り保ち、環境負荷の低いバイオマスプラスチックを、独自のコンパウンド技術によって生み出す事を可能にするものです。

VASU Networks HK Ltd.は既に、生分解性プラスチックの製造に関する特許(特許6763619)を日中両国で取得しており、今回の特許取得によって、生分解性プラスチックと、バイオマスプラスチック双方の特許取得となります。

【持続可能な素材としてのバイオマスプラスチック】
近年、地球環境の悪化を報じるニュースをよく耳にしますが、現代の製造業において、環境に優しい素材の導入は避けられない潮流となっています。その中でも、バイオマスプラスチックは、持続可能な未来を築くための鍵となる素材です。

【環境負荷の軽減】
バイオマスプラスチックは、再生可能な資源を含んでいるため、全てを石油資源に依存せず、CO2排出量の削減に貢献します。これにより、経済活動においての環境負荷を、大幅に軽減することができ、企業の社会的責任(CSR)も果たすことができます。

【多様な分野への適用】
バイオマスプラスチックは、家電製品、部品、パッケージング、カトラリー、アメニティー、建築資材など、幅広い分野での活用が可能です。特に優れた成形性を求められる製品において、その性能が発揮されます。

【ブランド価値の向上】
環境に配慮した素材を使用することは、企業のブランド価値を高める大きな要素となります。エコロジカルな製品を提供することで、環境意識の高い消費者や企業からの信頼を獲得することができます。

【規制対応と市場の拡大】
世界各国で進む、環境規制の強化に対応するために、バイオマスプラスチックの導入は不可欠です。また、環境に配慮した製品を求める市場の拡大により、新たなビジネスチャンスを創出することができます。

【持続可能な原料供給】
バイオマスプラスチックは、再生可能な資源を含んでいるため、枯渇のリスクが低く、安定した原料供給が期待できます。これにより、供給リスクを軽減し、長期的な視点でのビジネス運営が可能となります。

バイオマスプラスチックを採用することは、単なる素材の選択に留まらず、企業の未来を見据えた戦略的な選択です。環境負荷の軽減、ブランド価値の向上、規制対応、新たな市場の開拓、安定した原料供給といった多くの利点を活かした活用が可能です。

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