特定業務用途向けWindowsタブレット「TW2A-N9LT」を2025年8月発売

2025年4月17日

特定業務用途向けWindowsタブレット「TW2A-N9LT」を2025年8月発売
～Windows 11 Iot Enterprise LTSC標準搭載、安定した長期運用に対応～

業務用情報端末メーカーのオーディーエス株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：砂長潔）は、特定用途向け専用OSのWindows 11 Iot Enterprise LTSC 2024（64bit）を標準搭載した10.1型Windowsタブレット「TW2A-N9LT」を2025年8月に発売します。発売に先駆けて、導入をご検討の企業・団体様向けに、導入相談や検証用無償サンプル機の貸出受付を2025年4月17日より開始します。

本機が搭載するWindows 11 Iot Enterprise LTSCは特定業務専用端末や組み込み機器向けのOSです。通常のWindows OSのような機能更新のアップデートはなく、品質更新プログラムの提供がリリース後10年間継続されるため、長期にわたり安定した運用が可能です。汎用的なOA端末としての利用には適していませんが、在庫管理、勤怠管理、POSレジ端末などの専用端末として、高い信頼性と安定性を提供します。
※品質更新プログラムのサポート期間について、LTSC 2024は2034年10月10日までとなります。

本機は、タブレット端末でありながらUSB Type-A端子を2つ、Type-C端子を1つ搭載することで、従来のノートPC並みの高い拡張性を実現しました。バーコードリーダーやプリンターなど、既存の運用環境で使用されている周辺機器を直接接続できるため、スムーズな導入と柔軟な運用を可能にします。さらに、小売業や飲食業のお客様の声を反映し、据え置き使用時の利便性を考慮した設計を採用。USB Type-A/Type-C、HDMIなどのインターフェース類を左側面に集約することで、配線の取り回しがスムーズになり、接続機器の管理が容易になります。同時に、ご好評いただいた従来モデル「TW2A-E9LT」の製品サイズや各端子の配置をできるだけ維持し、リプレイス時の組み込み筐体の修正や周辺機器の変更を最小限に抑えることも目指しました。
また、ワイヤレス通信にWi-Fi6を採用することで、従来よりも高速かつ安定したネットワーク環境を実現。通信速度の向上はもちろん、多接続環境での通信効率を最適化することで、工場や倉庫、店舗など複数の機器が同時に接続される環境でもスムーズなデータ通信を可能にします。

安定稼働を最優先に考えた充実のスペックと利便性を追求した設計で、日々の業務をよりスムーズに。 当社は、今後もお客様のビジネスに寄り添う「業務用タブレット専業メーカー」として、お客様の課題解決に貢献できるよう新製品の企画・開発に取り組んでまいります。