すべての人にベストな出力環境を次世代RIPソフトウェア「VersaWorks 7」新登場

静岡県
2024年
会社概要

業務用インクジェットプリンターを製造・販売するローランドディー.ジー.株式会社は、当社インクジェットプリンター専用のRIPソフトウェア「VersaWorks（バーサワークス）7」を発表し、同ソフトウェアを同梱した製品の出荷と対象機種をお使いのお客様への無料アップグレードサービスの提供を本日より開始いたします。

VersaWorksは、当社インクジェットプリンターに標準付属され、使用するプリンターやインク、メディアの種類や特性に最適な印刷と業務プロセスの効率化を実現する機能を搭載した出力用ソフトウェアです。

今回発表するVersaWorks 7は、これまでの優れた機能性と操作性を継承しつつ、処理能力の向上や、より快適な操作性、macOSへの対応などを実現し、お客様一人ひとりに合わせた最適な出力環境をご提供します。

VersaWorks 7を使えば、初めてプリンターを使う方から印刷のプロフェッショナルまで、誰もが手軽に最高品質の印刷結果を得ることができます。「鮮やかさ」と「自然さ」が共存したワンランク上の画質を実現する当社独自の「True Rich Color」をはじめとする多彩なカラー設定により、シーンやクライアントのニーズに最適なグラフィックを素早く表現することができます。また、PANTONE®ライブラリとRoland Color System Libraryの搭載や、指定したスポットカラー周辺色のカラーチャートを自動生成する近似色ファインダー機能の採用により、細かい色合わせが必要なブランドロゴカラーなども短時間でより正確に再現。作業効率の向上とクライアントからの信頼獲得に貢献します。

従来バージョンで定評のあったユーザビリティも見直しを図り、さらなる使いやすさを徹底追求しました。VersaWorksをご利用いただいたことのある方はもちろん、初めてRIPソフトウェアを利用する方でも直感的に操作いただけるよう、ナビゲーションデザインを一新。最大4台までのプリンターの稼働状況やインク残量を一目で確認できるホーム画面も新たに採用しました。シンプルな操作性で、今まで以上にミスやストレスがない効率的な出力業務を実現します。

また今回、Windows OSに加えて、新たにmacOSにも対応。より多くのお客様にお使いいただけるようになりました。最新OSの処理能力を最大限に活用できるよう前バージョンから使用メモリも62％増加。透明やぼかし等の特殊効果を使った複雑で大容量のデータも高精細かつスムーズに出力できます。さらに、最大で同時に4つのデータのRIP処理および4台のプリンター出力に対応。複数ジョブをより速く、大量に印刷することが可能となり、お客様の生産効率と収益性の向上に貢献します。

さらに、VersaWorks 7の出力情報は、お客様のビジネスの成長をトータルにサポートするコネクテッドサービス「Roland DG Connect」のクラウド上に蓄積され、インクやメディアの使用状況、適切なメンテナンス時期のお知らせ、コスト分析などの情報として提供されます。

グローバルセールス＆マーケティング本部本部長二村龍吾は「消費者ニーズの多様化や個性化を背景に、必要な時に、必要な枚数だけ製作できるオンデマンド印刷へのニーズはますます広がりを見せており、印刷のプロフェッショナルの方々だけでなく、プリント業務に携わったことがないリテール、インテリアデコレーション、学校などの方々にも当社プリンターをご利用いただく機会が増えています。そこで、私たちは“すべてのお客様にとってベストなRIPソフトウェア”をコンセプトにVersaWorks 7を誕生させました。さらに、今後は、ビジネスタイプや作業プロセスに応じてカスタマイズすることができる拡張機能の追加も予定しております。お客様の新しいクリエイティブやビジネスの実現に貢献するために、VersaWorks は、これからも時代の変化に合わせながら進化し続けてまいります」と述べています。

なお、VersaWorks 7対応機種をご利用のお客様は、本日より「Roland DG Connect」から無料でダウンロードいただけます。