アドバンテック株式会社のニュース

2022.12.20

国内でのUbuntu OSサポート強化/ アドバンテックとSRAが業務提携



★詳しくは下記リンクをチェック!
https://blog.advantech.co.jp/topics/eiot/28287


アドバンテックは2022年12月20日、株式会社 SRA (本社:東京・池袋、以下SRA)との間で、Linuxオペレーティングシステムでグローバル約35%*のシェアを有するCanonical社 Ubuntu オペレーティングシステムに関し、日本国内での組込みサービス・サポートに関する業務提携を開始しました。
(*2022年1月 W3Techs調査による)

■高まるUbuntuへのニーズと対応
産業分野におけるクラウド活用IoTシステムや、組込み装置へのLinux活用は年々増加している傾向にあり、その中でも特に英Canonical社が開発するUbuntuに対する需要は加速度的に高まっています。その背景として、明確なロードマップ、クラウドシステムへの接続性、定期的かつ長期的なバージョンアップとセキュリティアップデート、AIやROSなど最新のテクノロジーに対する率先したサポートなどが挙げられます。

一方、Linuxを採用する企業・ユーザーにおいては、年々増加するセキュリティリスクへの対応、問題発生時の解析・切り分け、AIやクラウド・IoTなど最新のテクノロジーへの対応、組込みにおけるカスタマイズや量産後の保守メンテナンスなどで、日本語による技術サポートやLinux技術人材の確保などに課題感を持たれている企業が多く存在します。

■今回の業務提携について
このような背景のなか、産業用コンピュータ(IPC/EPC)でグローバルトップシェアのアドバンテックと、組込みITサービス・ビジネスをはじめとするさまざまなソフトウェア開発・サポートサービスを展開するSRAの両社は、Canonical社Ubuntuの機種認定済み・プリインストール済み組込みコンピュータの販売と、そのシステムインテグレーション・サポートサービスに関する業務提携を行うことで合意しました。

この業務提携により、Ubuntuを組込み環境で利用する企業に対して、最長10年間のセキュリティ対応、OSとハードウェアの一元的なサポート、組込みからクラウドまでの広範に渡る最新のテクノロジーの利用を可能とします。

■アドバンテックのUbuntuサポートについて
アドバンテックは自社販売する組込みボード、コンピュータをCanonical社による厳格なUbuntu互換性試験、機種認定プロセスを経て、Ubuntu Certified(認証済み)商品としておよそ20機種をラインナップ。 OS・セキュリティアップデート標準5年(セキュリティアップデートは最長10年まで延長可能)付きプリインストールモデルを販売しています。( 参考記事:Linux組込みのコンピュータはいかがですか?)日本国内においてUbuntu認証済み組込みコンピュータの販売が可能な唯一のメーカーとなっています。

■SRAのUbuntu日本語サポートサービスについて
SRAは、オープンソースソフトウェアの製品提供と受託開発において、エンタープライズ分野と組込み分野両面での長年の実績と経験を持つ、国内有数の技術系システムインテグレーターです。20年以上に渡って培ってきた、組込みLinux上での製品開発やポーティング等の支援サービスやサポートを提供するノウハウとスキルを有しており、Canonical社 Ubuntuについては、各種システムインテグレーション・サポートに関し、Canonical社とパートナー契約を締結し、日本語でのサポートサービスを提供しています。

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