非接触温度センサーのメーカー22社・84製品を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
非接触温度センサは、測定対象に直接取り付けずに温度を検出できるセンサです。
物体が放出する赤外線や、中性子を入射したときの散乱、粒子の速度分布などを利用します。
市場に出ているほとんどの非接触の温度センサは、赤外線を利用したセンサになります。検出素子を用いて赤外線を検出し、測定対象の温度を算出することが、赤外線を利用したセンサの動作原理となります。
温度の算出時には放射率を使用します。放射率は、物体ごとに決まっている表面温度に対する赤外線量のことで、非接触温度センサの使用時に必要です。
非接触温度センサは、接触式の温度センサでは測定しにくい状況や、または測定できない測定対象に対して使用されます。具体的には、移動や回転しているものや、接触した場合に測定対象が製品として使用できないものです。
使用例を以下に示します。
代表的な赤外線を利用したセンサについて説明します。赤外線を利用したセンサは、集光レンズ、サーモパイル、増幅アンプ、放射率から温度を算出する装置で構成されています。
非接触温度センサの温度測定手順を順番に説明します。
参考文献
https://www.jp.omega.com/techref/pdf/principles-ir-thermometers.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sicejl1962/32/5/32_5_364/_pdf
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社
各国規制準拠製品に沿った業界最高水準の高精度を持つ小型で軽量なセンサーのため、さまざまな生産ラインや装置、プラントの温度管理など、産業や工業用途で幅広く活用できる放射型の非接触温度センサーです。
センサー本体は、Windows PCとUSBのみで接続でき、無償提供で提供される専用アプリケーションソフトにより、最大8台の接続が可能なうえ、放射率、測定条件などの各種設定や、測定データの保存も可能です。
検出範囲をはっきりと示すレーザポインタを搭載し、非接触で表面温度が見える非接触温度センサーです。
2つのレーザポインタが検出範囲を示すため、センサーの設置が簡単で、最大3000mmまで測れます。
センサーヘッドには、最大500℃まで対応する近距離のスポットから超長距離までの4種類や、最大1350℃まで対応する中距離から超長距離までの2種類を取り揃え、豊富なバリエーションが多様な用途に対応します。
世界最高クラスの高速な応答性1mS(0.001秒)を誇り、確実に測定できる非接触温度センサーです。
測定温度は最大2000℃まで対応する9種の豊富なバリエーションを取り揃え、温度範囲、距離、標的サイズなど140パターン以上の仕様から選択できるため、多様な用途に対応します。
センサーには、測定対象が高温の状況下で赤くなる部分でも位置合わせが容易に行えるグリーンLEDを採用しています。
センサーのレーザー有無と、測定温度は最大500℃と1,000℃タイプの2種類をラインナップする非接触温度センサーです。
センサーヘッド本体には、マイクロUSBコネクタを備えているため、Windows PCに対応したオプションのデータ収集ソフトウェアにより、各種設定の確認や変更、放射率の自動設定、電流出力のテスト、最大8台の接続可能にした測定データ収集などの機能を備えるため、多様な用途に対応します。
コンパクトボディながら、最大500℃と1000℃の測定温度が可能な非接触温度センサーです。
φ14×34mmの超小型センサーヘッドを実現し、様々な製造ラインや装置組み込みに対応します。
本体には大型デジタル表示を採用し、測定対象物の上下限値を2点ティーチングできる機能や、測定モードにバンク機能、出力スケーリング機能、トリガー機能、トリガー入力による出力制御できる機能など、多様な用途に対応します。
モノタロウでチェック
ミスミでチェック