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赤外顕微鏡のメーカー10社一覧や企業ランキングを掲載中!赤外顕微鏡関連企業の2025年5月注目ランキングは1位:日本分光株式会社、2位:株式会社池田理化、3位:株式会社オプトサイエンスとなっています。 赤外顕微鏡の概要、用途、原理もチェック!
赤外顕微鏡とは、赤外線を用いて微少部を分析する顕微赤外分光法を用いた光学顕微鏡の一種です。
光源に波長の長い赤外線を使用するため、回折限界によって空間分解能は制限されますが、分光解析を行うことができます。現在販売されている赤外顕微鏡は、フーリエ変換赤外分光法 (FTIR) や全反射法など一般的な赤外分光器の機能を兼ね備えたものも多いです。
2025年5月の注目ランキングベスト10
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 日本分光株式会社 |
26.7%
|
2 | 株式会社池田理化 |
13.3%
|
3 | 株式会社オプトサイエンス |
13.3%
|
4 | ブルカージャパン株式会社 |
10.0%
|
5 | 株式会社渋谷光学 |
6.7%
|
6 | サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社 |
6.7%
|
7 | アイアールスペック株式会社 |
6.7%
|
8 | 和研薬株式会社 |
6.7%
|
9 | 株式会社ビジョンセンシング |
6.7%
|
10 | ヤマト科学株式会社 |
3.3%
|
コスモトレーディング株式会社
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最新の閲覧: 1日前
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サンプル面をアレイ検出器で高速スキャンし、赤外線領域の情報を 2次元サンプルや目的に応じたイメージとして表します。イメージングサ...
2種類の品番
日本分光株式会社
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IRT-5Xは、赤外顕微鏡における「観る」、「測る」、「使う」を再構築し、顕微赤外測定に新たなイノベーションを創出します。 ■「観る」...
大木理工機材株式会社
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15.1時間 返答時間
■概要 FT-IR 分光光度計の簡潔さと、数ミクロンまでサンプルを測定できる能力に基づいて設計されています。Nicolet iN10 IR 顕微鏡によ...
株式会社渋谷光学
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LEDリング暗視野赤外照明を内蔵しており、簡便に高解像度な赤外顕微鏡撮像ができます。 ■InGaAsカメラ付赤外顕微鏡システム ・高解像度...
コスモトレーディング株式会社
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24.3時間 返答時間
Spotlightは高品質の結果を誰でも簡単に、かつ、迅速に得られるように設計された最先端の赤外顕微鏡です。最新のソフトウェアと最先端の...
2種類の品番
アイアールスペック株式会社
40人以上が見ています
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近赤外カメラを顕微鏡として使う場合のアクセサリセットで鏡筒、対物レンズ及び赤外LED照明、電源で構成。LEDリング暗視野赤外照明を内...
株式会社渋谷光学
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LED近赤外同軸落射照明を搭載しており、簡単に近赤外顕微鏡画像を観察、撮影できます。 ■近赤外CMOSカメラ付赤外顕微鏡システム ・近赤...
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
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Thermo Scientific™ Nicolet™ iN™5 顕微 FT-IRは、使いやすく、迅速な同定を可能にします。いくつかの簡単なステップに従うだけの効率的...
株式会社日本レーザー
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■AFM-IR PiFM ナノスケール赤外分光イメージング装置[光誘起力顕微鏡]の特長 ・世界最高の空間分解能 10nm ケミカルイメージング (サン...
株式会社オプトサイエンス
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■目に見えない表面下の欠陥検査に マイクロクラック、マイクロボイド (微細空孔) のような、目に見えない表面下の欠陥や製造上の欠陥は...
株式会社東京インスツルメンツ
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■製品概要 Photon etc社の "ハイパースペクトル顕微鏡 IMA™"は、高い波数分解能と空間分解能を提供します。このシステムは、蛍光、フォ...
株式会社ヴュオールイメージング
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画素数640x512、解像度8.7μm以下の同タイプ最高の解像度を持つ同クラス最高性能サーモグラフィ。横3.6mmの広範囲を撮影できる。100℃まで...
エスエスシー株式会社
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顕微鏡用赤外線カメラ 特徴 ・マイクロレンズを利用して焦点調整 ・最小スポット28μmの温度測定 ・ハンズフリーでテストと赤外線イメ...
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株式会社菱光社
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■概要 照明光学系と結像光学系が近赤外 (900nm~1200nm) に対応した小型落射顕微鏡です。ニコン製近赤外対物レンズLR Plan Apo NIR 20× ...
株式会社アプロリンク
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■仕様 ・サーモグラフィカメラ&顕微鏡光学系 ・電子部品のチップレベル (微小) サーマルイメージング ・測定スポットサイズ7umの超高精...
3種類の品番
株式会社光洋
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■赤外ビューワー 顕微鏡取付タイプ 84530シリーズ 顕微鏡の接眼レンズ部とこの赤外ビューワーの対物レンズを外して顕微鏡に取付けること...
達華産業株式会社
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■概要 弊社が生産・販売しているAZ10ズームマイクロスコープに、赤外線対応型のレンズを搭載し、 化合物材料に被われた試料の内部やシリ...
株式会社ヴュオールイメージング
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画素数640x512、解像度8.7μm以下の同タイプ最高の解像度を持つ同クラス最高性能サーモグラフィ。横3.6mmの広範囲を撮影できる。100℃まで...
株式会社東京インスツルメンツ
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■概要 複屈折位相差測定装置Exicor® PV-Siは、シリコン、サファイア、炭化けい素、セレン化亜鉛、硫化カドミウムなどの複屈折分布を波長...
株式会社ヴュオールイメージング
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ロングセラーの標準顕微鏡サーモグラフィ。画素数640x512、解像度17μm解像度。400℃計測ができる。長波長を使用。サーマルヴューX AppのM...
株式会社東京インスツルメンツ
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■概要 本製品は、走査型透過電子顕微鏡 (STEM) に、集光・光照射の拡張機能を追加するシステムです。集光モードでは電子線が照射源とな...
株式会社ヴュオールイメージング
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小型顕微鏡サーモグラフィながら、画素数640x512、解像度28.4μmの解像度と46mmの長距離ワーキングディスタンスを両立し、さらに横18mmの...
株式会社渋谷光学
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フェムト秒レーザ、近赤外レーザ加工用の高NA無限遠補正対物レンズです。明視野観察にも使用できます。 ■M iPLAN APO NIRシリーズ ・無...
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小型顕微鏡サーモグラフィながら、画素数640x512、解像度28.4μmの解像度と46mmの長距離ワーキングディスタンスを両立し、さらに横18mmの...
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YAG用 (1064nm) 加工用の高NA無限遠補正対物レンズです。明視野観察にも使用できます。 ■M ePLAN NIRシリーズ ・無限遠補正光学系 ・可...
株式会社ヴュオールイメージング
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小型顕微鏡サーモグラフィながら、画素数320x256、解像度8.7μm、計測ピッチ5.67μm、長波長帯で最高レベルの高解像度を実現。高速60Hzフ...
株式会社渋谷光学
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■広帯域に照射。任意の波長をフィルターコントロール可能 ・近赤外線領域の照射を専用150Wハロゲンランプで実現 ・各用途の要求ピーク波...
株式会社ヴュオールイメージング
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ミクロンレベルの解像度でありながら、長い撮影距離を実現した顕微鏡サーモグラフィです。ミクロンレベルの熱画像を取得する赤外線顕微...
赤外顕微鏡とは、赤外線を用いて微少部を分析する顕微赤外分光法を用いた光学顕微鏡の一種です。
光源に波長の長い赤外線を使用するため、回折限界によって空間分解能は制限されますが、分光解析を行うことができます。現在販売されている赤外顕微鏡は、フーリエ変換赤外分光法 (FTIR) や全反射法など一般的な赤外分光器の機能を兼ね備えたものも多いです。
赤外顕微鏡は、顕微的な微少試料を測定できるため、故障解析や材料科学の研究分野で使用されています。また、赤外線の吸収率の違いなどを利用して固体中の異物混入を検査したり、欠陥品の検査でも有効です。
その他、半導体の厚さを測定する方法としても用いられます。半導体は透過域が赤外領域にあることに加え、屈折率が高いのが特徴です。可視光ではなく赤外光を用いた光学測定が必要となり、赤外光は屈折率の高さに影響を受けるため、精度が下がるというデメリットがあります。
しかし、測定物の表面の凹凸の影響を受けにくいというメリットもあります。半導体の厚さを赤外顕微鏡で測定する方法として、被測定物の表裏面で反射した光の光路差から厚みを求める干渉法があります。
赤外顕微鏡の原理は、一般の光学顕微鏡と同じです。赤外顕微鏡は、画像を撮影するための顕微鏡機能とスペクトル解析を行うための分光器としての機能を合わせもっています。
具体的には、可視光で試料を拡大観察して測定部分を決め、次に赤外光に切り替えて測定します。
赤外顕微鏡の種類として、赤外分光器と赤外分光器の機能を兼ね備えたフーリエ変換型が挙げられます。
赤外分光器は、試料に赤外線を照射し、透過 (あるいは反射) 光を分光することでスペクトルを得て、試料の特性を知る赤外顕微鏡です。光学顕微鏡と同様に、光源、ミラー、レンズ、検出器によって構成されています。
赤外顕微鏡では、一般的な屈折を利用したレンズは用いられません。反射望遠鏡などで使用されるカセグレン光学系という光の反射を利用した対物レンズが用いられます。
光学系を用いた場合、空間分解能は光源の波長とほぼ同じで、数マイクロメートルから数十マイクロメートルに制限されます。赤外顕微鏡で用いてFTIRイメージングを行う際の赤外光は、通常2.5~25マイクロメートルです。
この波長帯は、分子の振動や回転によって変調するため、波長をスキャンした際に物質固有のスペクトルを得ることができます。これをFTIRと同様にフーリエ解析することで、顕微鏡で取得した2次元画像に重ね合わせたマッピングが可能です。
フーリエ変換型 (FT-IR) は、赤外線を照射するのではなく、連続光を試料に照射して、試料の特性を知る赤外顕微鏡です。干渉計を用いて全波長を同時に検出後、干渉パターンをフーリエ変換し、分子構造に応じた吸収スペクトルを取得します。
フーリエ変換型のメリットは主に次の4つです。
一般的なフーリエ変換型には、DTGS (重水素化硫酸トリグリシン) とMCT (水銀カドミウム・テルル化合物) の2種があります。
DTGSは、応答速度が遅くシグナルノイズ比が低く、常温で使用できる焦電検出器です。検出器へのIR入射光が少ない場合には、感度の良い半導体型のMCT検出器が適しています。ただし、MCT検出器は液体窒素で冷却する必要があります。
2次元アレイ検出器による測定が可能な高性能な赤外顕微鏡は、発熱量が大きいため注意が必要です。使用する際には液体窒素での冷却が必要になります。
冷却を怠ると、熱により素子がダメージを受け部分的に測定不能にる可能性が高く、液体窒素量を常に管理する必要があります。また、一般的であるMCT検出器でも液体窒素冷却が必要です。
液体窒素を使用せずに測定ができる赤外顕微鏡もあります。測定可能な厚みや精度は、液体窒素使用時と不使用時では異なります。
参考文献
http://astro-dic.jp/cassegrain-focus/
http://www.jsac.or.jp/bunseki/pdf/bunseki2013/201302minifile.pdf
http://www.jsir.org/wp/wp-content/uploads/2014/10/1995.12VOL.5NO.2_7.pdf
https://www.jasco.co.jp/jpn/technique/internet-seminar/ftir/ftir2.html
https://www.an.shimadzu.co.jp/ftir/semicustom/ftir-05.htm
https://assets.thermofisher.com/TFS-Assets/MSD/brochures/BR-nicolet%20in10-in10-mx-jp.pdf
https://web-material3.yokogawa.com/rd-tr-r04402-003.jp.pdf
https://www.hongo-m.co.jp/2014/01/25/