ロータリーコードスイッチについての概要、用途、原理などをご説明します。また、ロータリーコードスイッチのメーカー6社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。ロータリーコードスイッチ関連企業の2022年4月注目ランキングは1位:東京測定器材株式会社、2位:三省電機株式会社となっています。
ロータリーコードスイッチとは、レバーやボタンを操作することによって切り替え操作を行える電気スイッチです。本体に操作軸と多数の端子がついており接点を切り替えられる構造となっています。
メーカーによって、ロータリーディップスイッチ、ロータリーコードスイッチ、DIPコードスイッチなど様々な名称で呼ばれます。
ロータリーコードスイッチの操作部の形状は様々で、フラットなものやシャフト状になっているものなどがあります。小型のもので、切り替え操作時にドライバーが必要なものなどもあります。
ロータリコードスイッチの用途として、多くの場合オーディオ機器の音量ボリューム調整などに使用されていますが、そのほかにも様々な用途で使用されています。
電子レンジや、扇風機のつまみなど電子機器類の電気的数値の設定、パイロットによる航空機の操縦の際のスイッチの設定、医療機器類のスイッチの設定部、建設や農機具などのスイッチの設定部、AC/DC駆動の段階的制御の設定など様々な個所に使われます。
人が操作する入力部に設定変更ができる切り替えスイッチとして様々な個所で使用されます。
ロータリコードスイッチは回転する操作部の操作軸に対して、底面にステップ機構やCOM接点、コンタクトなどがあり、周囲に端子(接点)がいくつもついています。
ロータリコードスイッチの操作部が回転することにより、ステップ機構が決められた角度でコンタクトを移動させ、各接点とCOM接点が導通する機構になっています。
ロータリコードスイッチの切り替え時に接点が移動する間の電気的接続状態によって、ショーティングタイプとノンショーティングタイプの2つに分類されます。ショーティングタイプは、2つの接点間を移動する際に2点をショートさせる形で次の切り替え点に移る方式です。ノンショーティングタイプは、ショーティングタイプと異なり、2つの接点間を移動する際に一度オープン状態になり次の切り替え点に移る方式です。
回路を設計する場合、2点間がショート状態になるものとオープン状態になるもので、設計が変わる可能性がありますので、部品選定時に注意が必要です。
参考文献
https://jp.rs-online.com/web/c/switches/industrial-switches/rotary-switches/
https://ameblo.jp/tkd-blog/entry-11457574927.html
https://jp.misumi-ec.com/vona2/el_control/E1900000000/E1901000000/E1901060000/
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2022年4月の注目ランキングベスト2
順位 | 会社名 | クリックシェア |
---|---|---|
1 | 東京測定器材株式会社 | 50% |
2 | 三省電機株式会社 | 50% |
注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2022年4月のロータリーコードスイッチページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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