補助電源装置についての概要、用途、原理などをご説明します。また、補助電源装置のメーカー6社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。補助電源装置関連企業の2023年3月注目ランキングは1位:東洋電機製造株式会社、2位:オムロン株式会社、3位:関口電気株式会社となっています。
補助電源装置とは、本体の電源ユニットにつなぐ補助用電源装置であり、不足しがちな電源を主電源経由とは別に補うためにある電源装置です。
例えば鉄道車両の主電源が車両の駆動用がメインだとしたら、補助電源装置はその車両内の空調や照明用の安定供給用電源になります。同様に、パソコンのグラフィックディスプレイ向けの電源なども、代表的な補助電源装置と言えます。
補助電源装置も、本体と同じ電源ユニットから電力を受給される電源装置であることに注意が必要です。
主な用途には、前述の鉄道車両の車両内で用いる空調や照明用の電力の安定供給用電源向けです。
架線から供給される高圧電源(1500~2500V程度)を補助電源装置を介して、440Vから100V程度の低圧電源に変換して用います。電車の車両内の各種照明や表示灯はAC100Vが、空調機器は三相の440Vが、ドアの開閉装置等はDC100Vでの設計がほとんどのためです。
またこの例とは別に、UPSと呼ばれる蓄電池タイプの電源についても 電力会社の停電時に、パソコンやネットワークコンピュータが瞬時停電によってデータが失われることを防ぐための電源であり、広義な意味での補助電源装置と言えます。
車両向け補助電源装置の種類には、大別すると、MG(電動発電機)とSIV(静止型インバータ)があります。
MG(Motor Generator)は、電動発電機ともいい、補助電源装置として古くから使用されています。架線からの高圧電力をモーターに伝え、その電力で発電することにより所望の低電圧電力を得る装置です。
一方SIV(Static Inverter)では、代表的な高パワー半導体素子であるIGBTでインバータ回路を構成しています。高耐圧、高効率なIGBTのインバータでスイッチングすることで、必要な低電圧電力を得ており、静止型インバータとも呼ばれます。SIVの種類は、IGBTの当時の開発時期に応じて耐圧改善がなされたこともあり、3分圧、2分圧、2レベルインバータなどの種類があります。また、SIVはパルス幅変調(PWM)制御インバータとも呼ばれ、小型の交流フィルタで対応可能になり、補助電源装置の小型高効率化に大きく貢献しています。
なお、SIVが生成する低圧電源はAC電源なので、制御用装置に必要なDC100Vに関しては、整流装置で変換して用いています。
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補助電源装置のカタログ一覧はこちら企業
エナックス株式会社*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
企業の並び替え
2023年3月の注目ランキングベスト5
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
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1 | 東洋電機製造株式会社 |
25.0%
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2 | オムロン株式会社 |
25.0%
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3 | 関口電気株式会社 |
16.7%
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4 | 三菱電機株式会社 |
16.7%
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5 | 富士電機株式会社 |
16.7%
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注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2023年3月の補助電源装置ページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
設立年の新しい会社
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顕微鏡デジタルカメラDS-Ri2は、有効画素数1625万画素の高精細画像の撮影が可能な顕微鏡用カメラです。
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