マイクロニッパーのメーカー13社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
マイクロニッパーは細い金属や樹脂などの比較的硬度の小さい素材を切断するために使用される工具です。
刃が鋭利なため破損する可能性があり、硬い金属などの切断には向きません。
細かな切断作業にも適しており、金属の細線やプラスチックのゲートの切断にも使用することができます。
先端が鋭利であるため、力を加えたときの圧力が大きく、ハサミなどと比べても切断能力が高いという特徴があります。
マイクロニッパーが使用される代表例は、銅線や電線、樹脂などです。汎用性が高く、一般家庭から産業、学術分野まで使用されます。
レバーを握ることで刃に力が加わり、労力を要せず、簡単に対象を切断することができます。
狭い箇所でも簡単に届き、作業性も高いことから、工作などの細かな作業を要する場面で良く利用されています。
より作業効率を上げるために、戻しばね付きのマイクロニッパーもよく使用されます。
ばねにより刃が元の位置に戻るため、連続的に作業することができます。
ニッパーとは、鋭い刃によって、銅線や電線、樹脂などを切断する工具です。
刃の先端が薄いほど、それだけ加わる圧力も大きいため、目的や用途に応じてニッパーの種類は異なります。
さらにニッパー自体のサイズが大きいほど、力も大きくなるため、太い材料や硬い材料には大きなニッパーが適しています。
一方でマイクロニッパーは、プラスチックニッパーと類似していますが、プラスチックに限定されず、細い電線や銅線の切断にも使用されます。直径1~2mm程度の切断が適しています。
プラスチックニッパーと同様に、プラスチック成型の際に発生するゲート(金型に溶融プラスチックを流れこむ際にできる通路部分)の切断や微細加工にも使用できます。
刃表面の形状として、丸みを帯びたラウンド刃と直線的なストレート刃があります。
切断面を平らにしたい場合には、ストレート刃が適しているといえます。
またサイズや先端刃の形状など多くの種類があります。
サイズは120~200mmまで広い範囲があり、握りやすさや切断力の大きさなどから適切なマイクロニッパーを選ぶ必要があります。
参考文献
http://www.victor-kk.com/ja/products/82/
https://www.toptools.co.jp/products/2759/
https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/223006672200/
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