安全カッターのメーカー2社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
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安全カッターは使用時に刃が作業者に接触して切創する危険性を抑えたカッターです。通常のカッターは刃がむき出しになっているため、カッターを取り扱う作業には切創のリスクが伴います。このような切創リスクを削減するために安全カッターは使用後に刃が自動で格納される機能を搭載しています。
安全カッターには様々な種類があり、通常のカッターのほか、ダンボールなどの開梱作業用のカッターやポリプロピレンのバンドを切断するカッターなどがあります。また、通常の安全カッターと作業性を重視した簡易モデルのカッターが販売されています。
荷物の開梱作業やダンボールの解体作業、ポリプロピレンバンドの切断作業は様々な業種で日常的に行われており、カッターは頻繁に使用する道具です。頻繁に使用する道具であるため、作業者も慎重な取り扱いを怠る可能性があります。そのような気の緩みによる切創リスクを削減するために安全カッターは用いられます。
安全カッターは切創リスクに対するハード面の対策の一つです。そのため、カッターを取り使う現場で切創リスクを下げたい場合は安全カッターが用いられます。また、子どもなどカッターを使った作業に慣れていない人のために安全カッターを用意することもあります。
安全カッターは刃が自動で戻る機能を備えたカッターです。通常のカッターは使用時に刃を出して切断するため、刃による切創のリスクが常にあります。一方で安全カッターは刃にスプリングが備え付けられているため、切断作業が終わってカッターを離したときに自動で刃が戻ります。
紐やポリプロピレンバンドなど細いものを切断するための安全カッターも販売されています。これらのカッターは刃が本体の中に収まっているため刃が手指に接触するリスクが低減されています。またこれらの安全カッターは替刃を交換するのではなく使い切りタイプであるため、刃の交換作業における切創リスクも解消することができます。
安全カッターには金属探知機で検出可能な部品で作られているものもあり、万が一製品に破片が混入してしまった場合も検出が可能です。この安全カッターは本体がプラスチック、刃はステンレスで作られておりサビに強いため、食品業界など水がある現場での使用に向いています。
参考文献
https://www.olfa.co.jp/products/productcategorydetail/10/48
http://www.noga.co.jp/products/pdf/threadrepair/doc_threadrepair09_01.pdf
https://www.ampro.co.jp/topics_list3/contents_type=92
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社