操作盤のメーカー17社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
操作盤とは、主にモーターなどの電気機器を操作(制御)するために設置されています。
設置場所は、動かす対象の設備が見える位置に配置されていることが多く、実物を見ながら操作をできるようになっています。
また、機器を動かすために、操作盤にはマスコンハンドルやリレーが取り付けてあり、マスコンハンドルを操作することで盤内のリレーが動作して機器の動作条件が成立し、対象設備の起動・停止等の操作を行うことができます。また付帯して取付けてあるランプにて動作状態を確認できるようになっています。
操作盤は、主に工場内などに設置されていることが多く、動かしたい設備の駆動源であるモーターなどの操作を行うために設置されています。
近年では自動制御でモーターを動かしているものも増えてきましたが、微調整や非常事態などでは手動での操作が必須であるため、ほとんどの設備に操作盤が設置されています。また本来の運転場所とは別に、操作盤を対象設備の近くに設けることで、必要な時に実際の設備を見ながらの操作を行うことができます。
でも説明したように、操作盤は主にマスコンハンドル、リレー、ランプ等で構成され、マスコンハンドルのポジション(運転/停止など)により操作を行うことができます。
マスコンハンドル内には、a接点またはb接点とよばれる接点を持っています。マスコンハンドルの状態を切替えることで、接点の状態も切替わりモーターを動かすための指令を送ることになります。例えば停止中はa接点が「開」状態で、b接点が「閉」状態だとして、マスコンハンドルを運転へ切替えると、a接点が「閉」、b接点が「開」となることで、運転用の条件が成立する(停止条件が不成立)ことになります。そのマスコンハンドルからの信号をリレーにて受け、モーターを動かすための最終条件である電磁接触器へと、運転指令を送ることになります。
また、リレーの信号はランプへも送られ、運転なら赤ランプ、停止なら緑ランプというようにそれぞれのランプを点灯させる仕組みとなっています。
参考文献
https://elec-tech.info/seigyoban1/
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