クロスローラーガイドについての概要、用途、原理などをご説明します。また、クロスローラーガイドのメーカー8社一覧や企業ランキングも掲載しておりますので是非ご覧ください。クロスローラーガイド関連企業の2024年3月注目ランキングは1位:日本精工株式会社、2位:THK株式会社、3位:日本トムソン株式会社となっています。
クロスローラーガイドは、精密ローラーを交互に直交させて組んだ有限ストロークタイプの直線案内です。剛性の高い、しかも動きの軽い直線運動が得られるので、特に精度、剛性の要求が高い直線案内に適しています。似ている部品に、ボールガイドがあります。
クロスローラーガイドと同じ役割で、ローラの部分がボール(剛球)に変わっただけです。一般的に、クロスローラーガイドの方が高価で長持ちします。また、厚み方向にはクロスローラーガイドの方がコンパクトです。
クロスローラーガイドは、一般的に軌道台と呼ばれるパーツを平行移動するために用いられます。一定区間を俊敏な動作が必要になる場合に多用されています。
例えば「OA機器および周辺機器」「各種測定器」「プリント基板穴明機」などの精密機器や「光学測定器」「光学ステージ」「ハンドリング機構」「レントゲン装置」などのスライド部に使用されています。また「工場内での製品の移動や仕分け」「可動軸の支持装置」として活用されています。
クロスローラーガイドは、精密ローラーを交互に直交させて組込んだローラーケージを、専用レールに設けられた90°V溝転動面に組合わせて使用します。2列のクロスローラーガイドを平行に組付けることにより、4方向の荷重を負荷することができます。また、予圧を与えられるので、隙間が極めて小さくなり、剛性が高くなります。剛性とは、振動や衝撃に対する頑丈さの指標です。これにより、さらに動きの軽いスライド機構が得られます。精密ローラーを交互に直交させて組込んだケージが、レールに設けられたV溝をストロークの1/2だけ移動するため、とてもコンパクトで、剛性の高い直動システムです。
耐久性の高いクロスローラーガイドが必要な場合は、剛性が高い型式を選びましょう。特に、ローラ間のピッチが短く、ローラ本数が多い型式ほど剛性が高いことが分かっています。さらに、内部にラック・ピニオン機構を内蔵することで、ガイドのずれが、ほぼ発生しなくなります。
*一部商社などの取扱い企業なども含みます。
2024年3月の注目ランキングベスト7
注目ランキング導出方法順位 | 会社名 | クリックシェア |
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1 | 日本精工株式会社 |
25.0%
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2 | THK株式会社 |
25.0%
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3 | 日本トムソン株式会社 |
16.7%
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4 | 株式会社タツタ |
8.3%
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5 | ユニオンツール株式会社 |
8.3%
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6 | オーテックス株式会社 |
8.3%
|
7 | Airtac Co.,Ltd. |
8.3%
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注目ランキング導出方法について
注目ランキングは、2024年3月のクロスローラーガイドページ内でのクリックシェアを基に算出しています。クリックシェアは、対象期間内の全企業の総クリック数を各企業のクリック数で割った値を指します。社員数の規模
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