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コーティング装置
【2021年版】コーティング装置 メーカー15社一覧
コーティング装置のメーカー15社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
コーティング装置とは
「コーティング」とは、日本語の場合、物体の表面を、定着可能な物質・物体で覆うことを意味します 。食品加工の分野では「コーチング」と転写される場合もあります。
コーティング装置とは、物や表面を特定の物質で覆うための装置です。対象物の形状や材質、またそれを覆うための物質によって、それぞれ用途に沿った装置が多様にあります。薄膜コーティング装置の場合小型から大型、R&D用から量産用、要望に沿ってカスタマイズし、特注仕様での製作も可能です。
コーティング装置の使用用途
コーティング対象や覆う物質によって様々装置があります。例として以下を挙げます。
- テフロンコーティング
- PRコーティング(フォトレジストコーディング、銅箔にフォトレジストをコーティングする装置)
- PVDコーティング(DLCダイヤモンドライクカーボン膜がベース)
- 食品コーティング(食品の攪拌や味付けをする装置)
- ICF成膜装置(真性カーボン膜)
- DLC成膜装置(ダイヤモンドライクカーボン膜)
そのほかにも多様にあります。
コーティング装置の原理
DLC装置について詳しく説明します。
DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)の成膜装置です。
DLC(ダイヤモンドライクカーボン)の特徴は以下になります。
- アモルファス構造
- ナノオーダーのダイヤモンドとグラファイトのsp3/sp2結合を有する膜
- PVD(物理蒸着)では水素を含みません。
- 水素フリーDLCが成膜が可能です。
- 非常に高い硬度と耐摩耗性があります。
- 切削工具や金型、パンチ、各種機械部品の長寿命化に効果を発揮します。
- 切削工具の場合は切削加工時の「加工面の仕上り向上」、アルミ加工においては「溶着防止」などの効果も得られます。
DLC装置は、ダイヤモンドの性質に近い高硬度(マイクロビッカース硬度2,000~4, 000)、低摩擦係数(μ=0.2以下)、表面平滑性及び耐溶着性・離型性に優れています。
原理・構造
本装置は真空中において特殊なイオン源によりC6H6(ベンゼン)をプラズマ中で分解し、ダイヤモンドライクカーボン膜を生成させます。マルチイオン源によるプラズマエリアの制御と基板回転機構により、複雑形状物へも均一で密着力の強いコーティングが可能です。
参考文献
https://www.nanotec-jp.com/NANOCOAT
https://www.shinmaywa.co.jp/pbp/products/dlc.html
http://www.seto-eng.co.jp/tab/05.html
コーティング装置のメーカー情報
コーティング装置のメーカーランキング
社員数の規模
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1 株式会社IHI
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2 新明和工業株式会社
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3 日新電機株式会社
設立年の新しい会社
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1 株式会社VICインターナショナル
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2 株式会社SDI
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3 ナノテック株式会社
歴史のある会社
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1 株式会社IHI
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2 SEAVAC株式会社
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3 日新電機株式会社
コーティング装置のメーカー15社一覧
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創業: 1973年
従業員数: 20人
本社: 埼玉県
会社URL
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創業: 1948年
従業員数: 150人
本社: 兵庫県
会社URL
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創業: 1939年
従業員数: 350人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1981年
従業員数: 61人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1997年
従業員数: 37人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1889年
従業員数: 7,741人
本社: 東京都
会社URL
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創業: 1985年
従業員数: 205人
本社: 京都府
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創業: 1917年
従業員数: 2,000人
本社: 京都府
会社URL
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創業: 1949年
従業員数: 5,154人
本社: 兵庫県
会社URL
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創業: 1989年
従業員数: 37人
本社: 千葉県
会社URL
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創業: 1965年
従業員数: 300人
本社: 東京都
会社URL
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