精電舎電子工業株式会社
株式会社シロ産業
本多電子株式会社
日本アレックス株式会社

【2021年版】超音波カッター5選 / メーカー7社一覧

超音波カッターのメーカー7社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


超音波カッターとは

超音波カッターは一般的なカッターのように切断用途で使用される機械です。刃先が超音波振動することで、通常のカッターでの切断よりも軽い力でカットすることができます。一方で、対象物の素材によっては超音波振動による摩擦熱が発生し、素材が溶ける可能性があるため注意が必要となります。紙や樹脂製品など一般的なものの他にも、食品の切断用途として使用されることもあります。

超音波カッターの使用用途

主な用途としては、ホビー用途での使用が挙げられます。プラモデルの加工など、通常のカッターでは切断が難しい形状に対しても力を入れずに切断が可能となるため、重宝されています。ただし、素材によっては超音波振動による摩擦熱で溶けながら切断されるため、切断面の後加工が必要になる場合もあります。樹脂製品の他にも、プリント基板や石膏などのカットにも使用されることが多いです。また、中には食品のカットに使用されるものもあります。ケーキなど、一般的なナイフで切ると崩れやすい食べ物に対して、超音波振動する刃先での切断を行うことで、切断時の抵抗が少なくなり、綺麗な断面を得ることができます。

超音波カッターの原理

超音波カッターは、圧電素子を使用して刃先を「毎秒2~4万回」振動させることにより、切断を行います。超音波振動のON/OFF切り替えは、フットスイッチで行うものが一般的です。通常のカッターに比べて、非常に軽い力で切断することができるという特長がありますが、切断する物の材質によっては、振動による摩擦熱で、対象物が溶けることがあるため、注意が必要です。非常に使い勝手が良く、樹脂素材のカットに適した機器ですが、一般的に、厚さ3mm以上の樹脂の切断には向いていません。これは、刃の長さが長くなるほど、刃先の超音波振動が不安定になるためです。

また、樹脂製品のカットに適しているのに対し、コシのない薄いゴムのカットには向いていないとともに、金属、ガラス、磁器などはカットすることはできません。木材については切断面が焦げてしまうため、注意が必要です。

工業用超音波カッターの特徴

超音波カッターは、切断する素材がプラスチックやアクリルであれば、一般的なもので十分な性能です。工業用では、使用用途により性能が違います。それぞれの使用目的に合わせて存在する超音波カッターを紹介します。

工業用超音波カッターは、失敗したくない細かい素材の加工や、柔らかい食品の切断が可能です。また、通常では切れないとされている硬い素材を切断できるものもあります。

精密機器の加工、切断が可能な超音波カッターは、これまで大型プレス機で切断していたものを、負担なく切断できます。例として、リチウムイオンバッテリーへの加工などが可能です。細かい加工ができるため、そのまま設備の一部として組み込むことも可能です。

刃に凸凹をもつ超音波カッターは、シリコンなどの柔らかい素材の切断に適しています。ゴムや粘着テープのように、切断中に引っ掛かりが発生せずに、形を崩さずスムーズに切断できます。

また、切断できないとされる硬い素材の切断も可能です。それは、ガラスや金属も切断できます。高出力の超音波カッターであれば切断できますが、長時間の作業には向きません。

工業用超音波カッターは、一般のものより高性能なものがあります。しかし、目的に合わせて製造されているため、何を切断するかで変わります。

超音波カッターの替刃

超音波カッターの替刃は、用途によりさまざまです。替刃だけでも、数十種類と存在します。目的に合ったものを選ぶことで、切断できなかった素材が切断できたり、より綺麗に切断できたりします。安さを求めるのであれば、超音波カッターの種類を検討するよりも、替刃を検討することが重要です。

プラモデルなどの細かい作業には、長刃が適します。刃が長く、先端が尖っているため、扱いやすい替刃です。注意したいのは、刃が長いため刃が折れやすいことです。

超音波カッターでできることは、切断だけではありません。溶着刃とよばれる替刃は、溶着ができます。刃が硬く作られているため、プラ樹脂ほどの素材であれば再接着できます。

その他にも、基盤加工やカーボン加工の素材が切断できるノコギリ刃や、少し時間がかかるが、金属を切断できるヤスリ刃などもあります。

切断、研磨、溶着など、超音波カッターでできることは多岐に渡ります。超音波マシーンが一台あれば、用途に合わせて替刃を揃えると便利です。

参考文献
https://www.sonotec.com/column/principle.html
https://www.honda-el.co.jp/industry/QC002.html
https://www.monotaro.com/s/pages/cocomite/447_2/#:~:text=%E5%8E%9A%E7%B4%99%E3%82%84%E6%A8%B9%E8%84%82%E3%82%92%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%81%8B%E3%81%A4%E7%B0%A1%E5%8D%98%E3%81%AB%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%99%E3%82%8B%E5%B7%A5%E5%85%B7%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82&text=%E6%99%AE%E9%80%9A%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AF%E5%88%83%E7%89%A9,%E5%88%87%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=ON%E3%83%BBOFF%E3%81%AF%E8%B6%B3%E5%85%83%E3%81%A7,%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E3%81%AB%E6%9C%80%E9%81%A9%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
https://kurashi-no.jp/I0016985
https://agripick.com/1181

超音波カッターのメーカー情報

超音波カッターのメーカー7社一覧


超音波カッターのメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 本多電子株式会社
  2. 2 日本電子工業株式会社
  3. 3 精電舎電子工業株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社アドウェルズ
  2. 2 日本アレックス株式会社
  3. 3 株式会社ソノテック

歴史のある会社

  1. 1 精電舎電子工業株式会社
  2. 2 本多電子株式会社
  3. 3 日本電子工業株式会社

超音波カッター5選

HP-660 | SF-30Ⅱ

株式会社ソノテック HP-660 | SF-30Ⅱ 画像出典: 株式会社ソノテック公式サイト

特徴

HP-660 | SF-30Ⅱは毎秒4万回の超高速振動でプラスチックフィルムやシート、不織布や紙、チューブ等のゴム素材の切断に適した超音波カッターです。

振動子HP-660と超音波発振器SF-30Ⅱの組み合わせで構成されており発振器本体は重量1.5kg、振動子は150gと軽量で、かつコードも4mと長いためどこでも超音波によるワークの切断を行うことができます。

工具の取り付けも簡単で確実に行うことができる設計となっており作業性が高く、負荷表示レベルも分かるため安心して使用することができます。

株式会社ソノテックの会社概要

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MC26UW-30CT

株式会社シロ産業 MC26UW-30CT 画像出典: 株式会社シロ産業公式サイト

特徴

MC26UW-30CTはセラミックの振動により発生する40kHzの超音波によりABSやアクリル、ゴムに不織布や合板といった様々な素材の切断を容易にする超音波カッターです。

ABSは厚さ2mmの板を10mm/sで、塩化ビニルは5mm/s、ナイロンは2mm/sの速度で切断をすることができます。

本体重量が約1.6kg、ハンドピースも100g程度と軽量なので場所を選ばず自由に使うことができます。

またフットスイッチ式なので、両手を使った精密な加工が可能です。

株式会社シロ産業の会社概要

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UC1000LS

株式会社アドウェルズ UC1000LS 画像出典: 株式会社アドウェルズ公式サイト

特徴

UC1000LSは超音波アシストにより、樹脂材料や金属材料を始めとした工業製品の精密切断を行うことができる超音波カッターです。

超音波アシストによりウレタンシートやシリコン等弾性の高い素材や多層金属箔の切断でも、バリの発生や素材の変形を抑制した90度の精密な切断を行うことが可能です。

また材料ステージの活用で小型部品の切り出しを行うことができるため作業性も良好で、軽量・省スペースなダイセットレス金型の採用により初期コストを従来品の1/10に削減することができます。

株式会社アドウェルズの会社概要

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UM-500DA

日本電子工業株式会社 UM-500DA 画像出典: 日本電子工業株式会社公式サイト

特徴

UM-500DAはΦ0.5~Φ60の大きさの窒化ケイ素や炭化ケイ素、ジルコニア等のファインセラミックスやサファイアといった切断に時間のかかる素材でも、高速で切断が行える中型の超音波カッターです。

加工台はデジタルスケールでX軸、Y軸方向に5μmの精度で読み取ることができるため、高精度な微細加工を行うことが可能です。

またワークの出し入れ以外は自動かつ安全な設計となっているため、作業者1名で複数台を同時に稼働させることにより作業効率を向上させることができます。

日本電子工業株式会社の会社概要

  • 会社所在地: 神奈川県相模原市中央区中央3-14-7
  • URL: http://www.ndkinc.co.jp/
  • 創業: 1957年
  • 従業員数: 200人

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KW-430C

日本アレックス株式会社 KW-430C 画像出典: 日本アレックス株式会社公式サイト

特徴

KW-430Cは40kHzの超音波アシストにより、カッター刃だけでは切断時ほつれやすい不織布や厚みのある樹脂製品、プラスチック製品やフィルム、植物まで高品質な切断を行うことができる卓上型の超音波カッターです。

切断ホルダーはペンタイプで重量約100gのため取り回しが楽で、付属のフットスイッチを使用することで両手を使い切断に集中することができます。

本体重量も約3kgで、カッター刃の交換も簡単に行うことができるため誰でも手軽に使用することが可能です。

日本アレックス株式会社の会社概要

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