定量充填機のメーカー16社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
定量充填機は計量器を用いてある一定量を測り取って充填することができる充填機です。液体の充填機や固体の充填機があります。しかし計量器を用いた重量計測を行う機構は大きく変わりません。
定量充填機には自動充填機と半自動充填機の2種類があります。自動充填機は充填容器が搬送ラインを通って流れてき、それがある位置までたどり着くと自動で充填を開始する充填機を指します。一方半自動充填機は搬送ラインから充填場所までは自動で、充填開始動作を手動で行います。
定量充填機は何かを製造して販売するメーカーであれば多くが利用しています。例えば水や油などの液体です。これらはポンプやタンクからのヘッド圧を用いて充填します。
その他にもみそや餡子のような半固体のものも充填することができます。その場合タンクなどにスクリューを設け、閉塞を防ぎます。
野菜や果物といったサイズ(重さ)が不ぞろいの物はいくつかの計量器を用い、一度に複数の重量を量ります。それを決められた重さになるように選択して袋詰めを行います。
液体の定量充填機はタンクやホッパーから充填します。タンクなどから配管をたどって充填ノズルまで液が満たされます。充填開始を行うとノズルのバルブが開いて液体が充填を始めます。決められた量になると計量器から信号が送られ、充填が停止します。
定量充填機の計量器は計量法により厳しく定められています。これは取引先への出荷量を少し少なめに充填して出荷したりすることを防いで充填量の正確さを維持するために必要です。そのため定量充填機に使用する計量器は計量証明が必要となります。これは計量機関にて検定を行って初めて発行されるものになります。
計量器はロードセルを用いていることが多いです。ロードセルは荷重による力を電気信号に変えることができます。ロードセルは金属の起歪体(きわいたい)にストレインゲージという電気抵抗線歪計(センサ)をはりつけ、その抵抗値の変化を測定しています。これまでのばねばかりと比べて非常に精度が良いものとなりました。
参考文献
https://hikari-kikai.co.jp/product/
https://www.yokogawa.co.jp/library/resources/faqs/an-ir-07-measurement-method/
https://hakari-shouten.com/help/knowhowhistory
社員数の規模
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