自動洗浄機のメーカー14社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
自動洗浄機とは、その名の通り、自動で対象物を洗浄する装置のことでありますが、被洗浄の対象物は、ラボラトリーの器具から、プラスチック製品から、食器、コンテナ、床、トイレなど多岐にわたっています。
被洗浄対象物に応じて、自動洗浄機の製品も異なってきます。
また、被洗浄対象物の汚れの種類に応じても、洗浄機で用いる溶剤や、溶媒、そして自動洗浄機の形状も大きく異なってきます。
自動洗浄機は、被洗浄対象物が多岐にわたり、それに応じて、製品も異なってきます。
自動洗浄機で洗浄する用途の種類としては、ラボラトリーの器具、ガラス製品やプラスチック製品や、充てん機などの製造プロセスに用いるパーツ、漁協や食品加工工場におけるセイロやプラスチックコンテナの洗浄、食器や、床や、トイレなど多岐にわたります。
また、汚れの種類も、水溶性の汚れから、非水溶性の汚れ、もしくはその両方が含まれるものなどが考えられます。
ラボラトリーのガラスやプラスチック器具用の自動洗浄機の特徴は、大容量チャンバーを用いて、効果的な洗浄乾燥ができることです。
ユニバーサルラックシステムを採用しており、種々の大きさ、形状のアイテムを同時に洗浄可能で、日々のローデインング回数を低減できます。
その上で、省スペースで小型な自動洗浄機もあります。
上下二段の洗浄ラックにより、種々の洗浄対象物に対応可能で、大きく見やすい前面ガラスドアをしています。
SUS316L製の洗浄チャンバー及び洗浄アームを用いていて、LCDディスプレイで簡単操作可能です。
約90℃まで洗浄及びリンス温度を調整可能で、ラックの出し入れが容易な、伸縮レール採用し、洗浄剤の自動投入も可能です。
そして、USBポート装着して、これらの洗浄の運転データの保管ができるものもあります。
一方で、セイロとコンテナの両方を洗浄可能な、高圧温水式自動部品洗浄機は、複数の回転式高圧ノズルにより、汚れの隅々まで綺麗に洗浄が可能な、自動洗浄機です。
ブラシの代わりに高圧を使うため、ブラシ毛などの付着を防げます。
直進ノズル使用により、扇形ノズルに比べ数段上の洗浄力を発揮し、高圧洗浄とブローが可能です。
ベルトコンベア式(速度可変)で洗浄能率アップできます。
主要部分は高級ステンレス製で、キャスター付なので設置が簡単です。
洗浄物の出し入れが容易なように、上部開閉式をとっています。
環境に配慮した電気加熱式のため静かで安全なうえ、洗浄温度自在可変式で、最高温度は約80℃です。
高圧噴射式のため少ない水量でも洗浄効果抜群なうえ、循環濾過方式のため省電力で節水効果も抜群です。
その一方で、コンパクト設計で省スペースな上、エアーブロー標準装着しています。
洗浄時間可変設定で貴重な時間を有効利用可能です。
参考文献
https://www.steri-pro.co.jp/product/index.html#product_washing
https://premium.ipros.jp/sumoto/product/detail/102328009/?hub=148+151680
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