株式会社日立ハイテク
日本電子株式会社
和研薬株式会社

【2021年版】自動分析装置 メーカー10社一覧

自動分析装置のメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


自動分析装置とは

自動分析装置(生化学自動分析装置)は、人体から採取した血液・尿などの体液成分の検体を成分分析する装置です。糖類(グルコース)やコレステロール、タンパク質、酵素(γ-GTPなど)酵素などの生化学検査項目の測定を行う他、今日では腫瘍マーカー、免疫血清など、免疫測定項目の分析を同時にできるものもあります。

分析は主に吸光測定などの分光学的手法で行われ、微量の検体試料による測定が可能です。

生化学自動分析装置による血液検査・尿検査は今日の医療における診断の大きなウェイトを占めており、病院の検査室など臨床検査の現場では無くてはならない存在です。

自動分析装置の使用用途

病院の検査室や検査センターなど、主に大きな医療機関を中心に広く取り入られており、患者の微量検体を用いて迅速かつ高精度な検査分析を行います。検査用途としては、例えば、健康診断などの大規模なスクリーニング検査、外来において診察の前に行う診療前検査、治療の効果を確認するフォロー検査などがあります。

生化学検査における患者の侵襲は微量の血液や尿の採取を採取するだけであり、検査操作は検査室内で試薬反応と分光学的検査となるため、放射線被曝などの侵襲を伴うレントゲン検査やCT検査などに比べて低侵襲であるという利点があります。

また、近年では高精度・高速・高機能な装置の普及が進んだことにより、測定の効率化や測定時間の短縮がなされている他、必要検体量も更に微量化されてより低侵襲な検査が行えるようになっています。

自動分析装置の原理

装置の主な測定プロセスは、サンプリング・試薬分注・撹拌・反応・分光学的測定・洗浄、となっています。

まず、装置のサンプラにセット血液や尿などの体液検体をセットすると、微量の検体をサンプリング(分注)を行って反応セルに入れます。次に、検査項目に応じて必要な試薬を分注添加し、撹拌機構で撹拌を行います。この反応セルを反応テーブルに保持し、反応に必要な時間だけ恒温を維持します。反応が完了した検体は、ベルトコンベアー式に測光部へ送られ、分光光度計を用いた吸光光度法によって定量分析・定性分析を行います。これで分析は完了ですが、最後に繰り返し使用するプローブや反応セルなどを洗浄します。洗浄が不十分だと検査精度の著しい定価を招くため、高い技術で確実な洗浄を行う必要があります。


測定に用いる吸光光度法は、ランベルト・ベール(Lambert-Beer)の法則に従う分析法です。測定したい検体成分と試薬の反応については吸光度と濃度の関係をプロットした検量線が予め用意されており、これに分光光度計を用いた吸光度測定の結果を当てはめることで、試料の濃度が同定できます。自動分析装置では吸光度測定後、コンピュータによって自動的に濃度の同定まで速やかに行われます。

近年では装置の高度化により、免疫測定装置との融合を果たした製品も市販化されるようになっています。免疫測定は生化学検査に比べて検体間の濃度差が非常に大きい項目があるため、生化学検査の洗浄精度ではサンプル分注プローブに残留する前の検体からのキャリーオーバーによる測定への影響が排除できませんでした。しかし、プローブ先端への洗浄水への吹付けの改良・プローブやポンプの動作制御の改良などにより、十分な洗浄精度が達成されるようになってきました。

参考文献
https://www.jeol.co.jp/science/ca.html
https://www.toshiba.co.jp/tech/review/2011/07/66_07pdf/a09.pdf

自動分析装置のメーカー情報

自動分析装置のメーカー10社一覧


自動分析装置のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 株式会社日立ハイテク
  2. 2 日本電子株式会社
  3. 3 古野電気株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 和研薬株式会社
  2. 2 ベックマン・コールター株式会社
  3. 3 株式会社中央科学

歴史のある会社

  1. 1 株式会社メテオ
  2. 2 栄研化学株式会社
  3. 3 株式会社日立ハイテク

関連記事

カテゴリから探す