ロボットアームのメーカー6社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
ロボットアームは産業用ロボットのうち、人間の手の動きに似せた形のロボットです。ロボットの構成として、主に6軸となるロボット部分、荷物をつかむロボットのハンド部分、ロボットの制御や現状確認を行う制御部分に分かれます。
ロボットを導入する際には、ある一定規格以上のサイズ(電源容量)となった場合に安全柵などを設けなければなりません。ただし共同ロボット(協調ロボット)と呼ばれる80W未満の動力のロボットは安全柵が必要ではありません。
ロボットアームの種類はリンクの接続方式によってシリアルリンクとパラレルリンクに分かれます。リンクが直線的につながっているのがシリアルリンクです。反対にリンクが並列につながっているのがパラレルリンクです。
シリアルリンクロボットの元祖は極座標型ロボットと呼ばれ、砲台の様にしたが回転しながら動作していました。現在でもシリアルリンクロボットは自由な動きが可能なことから重宝されています。
パラレルリンクロボットは動きが速いのが特徴です。小さなチョコレートのようなものを高速で箱詰めするような場合に用いられます。
ロボットの構成要素と原理を紹介します。産業用ロボットは動作を行い作業するマニピュレータ、マニピュレータを動かして制御するコントローラ、マニピュレータに動作を教えるプログラミングペンダントで構成されています。基本的にはこの3要素でできています。
ロボットはリンク(骨)とジョイント(関節)の組み合わせが基本構造です。マニピュレータの6つの軸にはACサーボモータを使用して制御するのが一般的です。それぞれ体の旋回、体を前後に動かす下腕、腕を上下に動かす上腕、腕を回転させる手首旋回、手首を回転させる手首回転の6つに分かれます。
ロボットが動作を行う際、XYZの座標を設定することでパレタイジングすることができます。またその他の方法として最近主流になってきているのが、画像認識を用いた座標認識です。上部から撮影を行い、スペースを判断します。そして自動で動作すべき場所を判断します。事前に座標を設定しなくてよいメリットはありますが、コストが多少かかってしまうところが難点です。
参考文献
https://robotics.kawasaki.com/ja1/xyz/jp/1804-03/
https://robotics.kawasaki.com/ja1/xyz/jp/1803-01/
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社