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【2021年版】ラマン顕微鏡3選 / メーカー12社一覧

ラマン顕微鏡のメーカー12社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


ラマン顕微鏡とは

ラマン顕微鏡とは、ラマン分光法で得られるラマンスペクトルを検出し撮像する装置です。

ラマン分光法は、化学構造、相とポリモルフィ、結晶性、分子間相互作用などの詳細な情報を提供する非破壊的な化学分析技術です。

これは、材料内の化学結合と光の相互作用に基づいています。

ラマン分光法は、材料の化学構造をプローブして以下の情報を提供します。

  • 化学構造と同一性
  • 位相と多形
  • 本質的ストレス/ひずみ
  • 汚染と不純物

一般的に、ラマンスペクトルは特定の分子や物質の明確な化学的指紋であり、非常に迅速に物質を識別したり、他の物質と区別するために使用することができます。
ラマンスペクトルライブラリは、そのラマンスペクトルに基づいて物質を識別するためによく使用されます。

ラマン顕微鏡の使用用途

ラマンは多くの異なるサンプルの分析に使用することができます。

一般的には、以下の分析に適しています。

  • 固体、粉体、液体、ゲル、スラリー、気体
  • 無機・有機・生体材料
  • 純化学品、混合物、溶液
  • 金属酸化物と腐食

また、一般的には、以下の分析には適していません。

  • 金属とその合金

ラマンが使用されている代表的な例としては、以下のようなものがあります。

芸術と考古学の分野における顔料、セラミック、宝石の特性評価。
炭素材料ナノチューブの構造と純度、欠陥・乱れの評価。
化学分野においては、構造、純度、反応モニタリング。
生命科学においては、単一細胞と組織、薬物相互作用、疾患診断。

ラマン顕微鏡の原理

ラマンは光散乱技術で、分子が高強度レーザー光源からの入射光を散乱させます。

散乱された光の大部分はレーザー光源と同じ波長(または色)であり、有用な情報を提供しません - これはレイリー散乱と呼ばれます。

しかし、少量の光が、分析対象物の化学構造に応じて異なる波長(または色)で散乱されます - これがラマン散乱と呼ばれています。

ラマンスペクトルにはいくつかのピークがあり、ラマン散乱光の強度と波長位置を示しています。

各ピークは、C-C、C=C、N-O、C-Hなどの個々の結合や、ベンゼン環の呼吸モード、ポリマー鎖の振動、格子モードなどの結合のグループを含む特定の分子結合の振動に対応しています。

一般的なスペクトルプロファイル(ピーク位置と相対的なピーク強度)は、材料を識別し、他の材料と区別するために使用できるユニークな化学的指紋を提供します。

多くの場合、実際のスペクトルは非常に複雑であるため、包括的なラマンスペクトルライブラリを検索して一致するものを見つけ、化学的識別を行うことができます。

スペクトルの強度は濃度に正比例します。

一般的に、ピーク強度と濃度の関係を決定するために校正手順が使用され、その後、濃度を分析するためにルーチン測定を行うことができます。

混合物の場合、相対ピーク強度は成分の相対濃度に関する情報を提供し、絶対ピーク強度は絶対濃度の情報に使用できます。

参考文献
https://www5.hp-ez.com/hp/calculations/page322

ラマン顕微鏡のメーカー情報

ラマン顕微鏡のメーカー12社一覧


ラマン顕微鏡のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 株式会社日立ハイテク
  2. 2 株式会社堀場製作所
  3. 3 日本電子株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 MSHシステムズ株式会社
  2. 2 ナノフォトン株式会社
  3. 3 セラミックフォーラム株式会社

歴史のある会社

  1. 1 株式会社池田理化
  2. 2 株式会社堀場製作所
  3. 3 株式会社日立ハイテク

ラマン顕微鏡3選

ラマン顕微鏡 XploRA PLUS

株式会社堀場製作所 ラマン顕微鏡 XploRA PLUS 画像出典: 株式会社堀場製作所公式サイト

特徴

ラマン顕微鏡 XploRA PLUSは、共焦点光学系を用いることで空間分解能をサブミクロンスケールまで向上させたラマン顕微鏡です。鉱物や細胞・品質管理から研究開発まで、さまざまな用途や材料の顕微鏡観察に利用されています。

モーター式ステージと組み合わせて使用することにより、ポイント分析のみならずマッピング測定にも対応可能です。コンパクトな設計ながら、レーザーの自動切換え機能やオートキャリブレーション機能など、操作性を高める機能が多数実装されています。

株式会社堀場製作所の会社概要

  • 会社所在地: 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2
  • URL: https://www.horiba.com/jp/
  • 創業: 1945年
  • 従業員数: 8,288人

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レーザーラマン顕微鏡 RAMANtouch/RAMANforce

ナノフォトン株式会社

特徴

レーザーラマン顕微鏡は、幅広い倍率における空間分解能を高めた製品です。100倍の高倍率条件では350nmと回折限界並みの空間分解能を達成しており、100nm以下の異物に対しても高い検出感度を誇ります。

ライン状のビームを用いる独自の走査法によって画像の取得速度が数百倍に上がっているため、測定時間の大幅な短縮が可能です。また、レーザーによる走査を採用したことで測定したい位置を画像のクリックのみで指定できるようになり、操作性が改善されています。

ナノフォトン株式会社の会社概要

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alpha300 apyron

WITec

特徴

alpha300 apyronは、装置制御や測定作業をできる限り自動化することで操作性を向上させ、ユーザーが快適に使用できるように設計されたラマン顕微鏡です。応用事例としては、保湿シャワージェルやハンドクリーム、バナナパルプなどの観察が挙げられます。

装置のキャリブレーションだけでなく測定やデータの解析に至るまで自動化されており、遠隔操作を行うことも可能です。この遠隔操作機能を活用すれば、グローブボックスなど閉鎖環境でのリモート測定といった特殊な使い方もできます。

WITecの会社概要

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