パワーLEDのメーカー10社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
パワーLEDとは、一般的なLEDよりもさらに高い高輝度を有したLEDのことで、大きな電流で駆動しています。一般的なLEDと区別してパワーLEDと呼ばれています。
大電流による使用を想定しているため、微小電流の場合は、点灯が安定しない場合があります。
一般的なLEDと比べても、内蔵されている部品などは変わらず、放熱構造を持っていることが大きな特徴です。
一般的なLEDよりも高い高輝度を生かして利用されています。
ここで、パワーLEDの使用用途について説明します。
パワーLEDは、一般的なLEDの10倍以上の大きさを流すことで、高い高輝度を実現しています。そのため、通常のLEDを数個併せて使うよりも、パワーLED1つの方が高輝度が大きくなります。
より強い明るさが求めらる場合に用いられており、間接照明や天井などの照明器具や、集魚灯などにも使用されています。
続いて、パワーLEDの原理について説明します。
パワーLEDは、一般のLEDよりも高い高輝度を保持するために、より大きな電流で駆動するようにつくられており、LED自体が発する熱量が大きくなります。
そのため、放熱設計による構造をとることによって熱を逃がし、ジャンクション温度を下げて、LEDの温度が耐熱可能な最大定格を下回るようにすることが重要となります。
電流制限抵抗による方式を用いた場合に発熱量が大きくなりすぎると、LEDの順電圧が落ちて、耐熱温度を超過するという悪循環に陥ってしまいます。そうなると、LEDが機能しなくなって安定した発光が出来なくなってしまうため、最大定格を超えるような温度の上昇を防ぐための放熱と定電流による駆動が重要になります。
放熱用の基板にアルミなどの材質を用いて実装したり、ヒートシンクという部品を取り付けたりして使用します。また、放熱器の形状をスター型などにすることでLEDを放熱構造にしたりして熱を逃がすための工夫が施されています。
参考文献
https://www.marutsu.co.jp/contents/shop/marutsu/mame/194.html
https://toragi.cqpub.co.jp/Portals/0/backnumber/2006/02/p136-137.pdf
http://www.revoxss.com/category/1331781.html
社員数の規模
設立年の新しい会社
歴史のある会社