スピードコントロールモーターのメーカー7社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
スピードコントロールモータは、スピードコントローラが内蔵されており、回転速度をコントロールすることができるモータになります。モータの駆動部に速度計測用のセンサが取り付けられており、そのセンサから送られてくる速度をもとにフィードバック制御をすることで回転速度をコントロールします。交流を電源として使用する製品が一般的です。スピードコントローラには、速度設定器が接続されており、任意の回転数などをパソコンや入力ボタンから入力します。
スピードコントロールモータは、精密なモータの動作が要求される生産工場や装置の内部で使用されます。スピードコントロールモータの選定の際には、スピードの可変の範囲、スピードコントロールの精度、寿命、消費電力、サイズ、熱や塵、振動への耐久性を考慮する必要があります。
スピードコントロールモータの使用例を以下に示します。
スピードコントロールモーターの原理
スピードコントロールモータの動作原理を説明します。スピードコントロールモータは、大きく動作部とコントロール部に分けられています。動作部には、モータと回転速度を検知するセンサがあり、コントロール部には、回転速度制御盤と電気制御盤で構成されています。
動作時は、外部の速度設定器から送られてくる信号と、センサから送られてくるモータの回転数の信号をもとに、どの程度の回転が必要かを回転速度制御盤で計算します。その回転速度制御盤で計算した内容をもとに、どの程度の電圧をモータに入力すればいいかを電力制御盤で計算し、外部の電源から電力を必要分だけモータに送信します。その処理を繰り返し行うことによって、速度を制御します。そのため、回転速度の出力の精度は電気制御盤でモータに送信する電圧の幅と、センサから送られてくる信号の処理速度によって決定します。
参考文献
https://www.orientalmotor.co.jp/tech/webseminar/sp_kiso_1_1/
http://www.mekatoro.net/mechatro_parts/vol3/pdf/P05-218.pdf
https://www.orimvexta.co.jp/product/detail/?id=001003
http://www.mekatoro.net/digianaecatalog/orien-sougou/book/orien-sougou-P0383.pdf
社員数の規模
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