エアプラズマ切断機のメーカー3社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
プラズマ切断機はTIG(英語:Tungsten Inert Gas)切断法から発展した切断技術で、切断する材料と電極の間に電流を印加し、そこへ吹き付けられた酸素や窒素
等のイナートガスがプラズマ化し、そのプラズマアークで金属を切断する技術です。 この際に発生するプラズマアーク及び周辺部は2万℃以上の高温となります。
この技術は高速で切断が可能で、厚板でも切断が可能な特徴を持ちます。 また、導電性のある金属であれば、ほぼすべての素材が切断可能です。
プラズマ切断機は金属の厚板を切断する事が主な用途ですが、イナートガスの供給や、高容量の直流電流を供給する必要がある為、可搬性がやや乏しく、一般には
加工工場内で設置、用いられます。 トーチを持った手作業となり、その原理から溶融部を吹き飛ばしながらの切断となる為、切り代は数㎜と大きくなり、切断面もやや
荒くなることから、仕上げ切断には向いていません。 工場内での加工以外に、橋梁や各種建設現場などの鉄骨、鋼材切断などにも利用されます。
プラズマ切断は、切断する材料とトーチ側に備えられるタングステン等の非消耗性電極の間でプラズマアークを発生させて、そのアーク熱とプラズマ流で切断対象
を溶断していきます。 プラズマアーク周辺は2万℃以上の高温となる為、冷却水を併用するウォーターインジェクションタイプもあり、切断対象が導電性の場合は
プラズマアークが電流を印加した切断対象まで伸びて作用する移行式と、導電性が低い素材の場合に用いる非移行式があります。
プラズマ切断のメリット、デメリットを以下に記述します。
社員数の規模
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