ジェットディスペンサのメーカー9社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。
目次
ジェットディスペンサとは、容器に入っている溶液を一定量吐出する装置のことです。単にディスペンサとも呼ばれます。
ガスケット材料への接着剤塗布や、電子基板への少量の半田付けなど、工業用途で使われることが多いです。しかし手洗い洗剤やアルコール消毒液向けのディスペンサは、家庭用としても用いられています。
ディスペンサも方式によって名前が付けられています。代表的なものはシリンジから溶液を吐出するエアパルス方式となっています。
ディスペンサが使われる主な用途を紹介します。
方式により原理も異なりますが、ここでは代表的なディスペンサであるエアパルス方式を紹介します。
エアパルス方式の装置は、エア源、配管、レギュレータ、コントローラ、シリンジから構成されています。
まずはエア源から圧縮空気が放出されます。圧縮空気は配管を通り、レギュレータに移動します。
レギュレータでは圧縮空気の圧力を下げ、一定の安定した圧力で空気をコントローラに送ります。圧縮空気をそのままコントローラ側に送ると部品の破損につながるため、レギュレータを接続しています。
コントローラではシリンジへの圧力供給を調節しています。供給の条件は、作業者側が設定します。
シリンジに圧力がかかることで、シリンジ内の溶液が吐出されます。
レギュレータやコントローラで供給圧力が一定になるように調整されていますが、実際にはシリンジ内の溶液が減るに従って、吐出量も減少してしまう問題があります。吐出量のばらつきを抑えるためには、溶液残量に合わせて条件を設定し直すことが必要になります。
参考文献
https://www.monotaro.com/p/2566/3777/
https://www.san-ei-tech.co.jp/products/jet_dis_hyperdot.html
https://www.monotaro.com/p/2566/3777/
https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/223013576908/
https://www.musashi-engineering.co.jp/case/case_006_00014.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jiep1998/7/6/7_6_501/_pdf
https://www.iwakipumps.jp/blog/naruhodo/25/
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