信越化学工業株式会社

【2021年版】シリコン離型剤 メーカー11社一覧

シリコン離型剤のメーカー11社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


シリコン離型剤とは

シリコンは表面張力の低さと広がりやすさのためにどんな形にも塗布しやすく、化学的に不活性のためほとんどの材料に使用でき、幅広い温度で使用できます。その分子間力は非常に小さく、ほとんどの物質と非相溶であるために離型剤として優れた性能を発揮します。
ゴム、樹脂、食品工業やダイカスト、表面処理や合成繊維に使用され、一般的にエマルジョン、オイル、溶液状で使用されます。焼き付けたりスプレーして使うものもあります。

シリコン離型剤の使用用途

  • エマルジョン型
    シリコンオイルを乳化したエマルジョンで、希釈安定性に優れています。食品包装容器、ゴムやプラスチック成形時の離型、アイロンの滑剤、つや出しに使用されます。
  • オイル型
    耐熱性、ぬれ性に優れ、化学的に不活性です。ゴム、プラスチック、タイヤ成形時の離型やつや出しに優れています。他のシリコン離型剤の基油としても用いられます。
  • 溶液型
    シリコン樹脂をトルエンなど、石油系炭化水素などの溶剤で希釈したものです。金型へのぬれ性に優れています。溶剤が揮散しやすいので熱処理が容易で、焼き付けて使用すると皮膜を形成し、長時間の離型効果を発揮します。

シリコン離型剤の原理

シリコンはSi-O結合を骨格とした無機化合物の特性と、Si原子に結合する有機基に由来する化合物の特性を兼ね備えています。この構成は自然界には存在しないためにさまざまな得意な性質を示します。

シリコンは表面を有機基で覆われているために表面エネルギーが低く、分子間力が低いという特徴があります。これは他の物質とくっつきにくく剥がれやすいということを示します。この性質が離型に適しているということです。

分子間力が極めて小さいということは、凝集力が弱く拡散しやすいということであり、シリコンは薄く広く広げることができます。型に塗布して樹脂を流し込み、樹脂が硬化すれば簡単に型から剥がすことができます。

成形品表面にシリコンが移ってしまうことがありますが、その場合は焼き付けて皮膜にすることで長期間の使用が可能になります。焼き付ける場合は主に溶剤型を使用しますが、高温下でならエマルジョンでも使用できることがあります。

参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fiber1968/1/3/1_3_146/_pdf/-char/en
https://www.silicone.jp/products/type/mold/index.shtml
https://www.silicone.jp/catalog/pdf/mold_release_j.pdf

シリコン離型剤のメーカー情報

シリコン離型剤のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 信越化学工業株式会社
  2. 2 ダウ・東レ株式会社
  3. 3 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社

設立年の新しい会社

  1. 1 株式会社フロロテクノロジー
  2. 2 日本レジン株式会社
  3. 3 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社

歴史のある会社

  1. 1 信越化学工業株式会社
  2. 2 ユシロ化学工業株式会社
  3. 3 AGCセイミケミカル株式会社

シリコン離型剤のメーカー11社一覧


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