【2021年版】エマルジョン塗料 メーカー2社一覧

エマルジョン塗料のメーカー2社を一覧でご紹介します。まずは使用用途や原理についてご説明します。


目次


エマルジョン塗料とは

粒子状の樹脂が、溶媒に均一に分散している液体です。溶媒は基本的には水であり、現在では溶剤を使用することは稀です。水性のため水で自由に薄めることができ、増粘剤による粘度調整も容易な上に糸引きもなく、スプレー適性に優れています。モルタルのような吸湿性の高い面にも塗布しやすく、顔料や添加剤の混和も容易に行うことができます。

欠点としてはカビが生えやすく、低温下では凍結してしまったり、粘度が極端に上がってしまうことがあります。溶剤を使用している塗料に比べると接着性に劣ります。

エマルジョン塗料の使用用途

主に建築用塗料として使用されます。一般的に使用されている樹脂の種類として、アクリル、アクリル・スチレン、ウレタン、フッ素、酢酸ビニル、エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂などがあります。

過酷な条件下では耐候性・耐水性・耐アルカリ性に優れたアクリルなどで、金属塗装には熱硬化性のアクリルエマルジョンが使用されることがあります。塗装後に焼付けを行い、架橋反応を起こさせて硬度や密着性、耐水・耐溶剤性を向上させます。

エマルジョン塗料の原理

まず、水の中に分散しているエマルジョン粒子同士が塗装によって相互に近付き、密な状態に充填されます。

水が蒸発していくと粒子表面にある保護層が破壊され、露出したポリマー表面で架橋が進み次第に癒着していきます。

癒着した粒子は均一な皮膜になり、顔料が充填された塗膜となります。

乾燥時の温度が最低造膜温度を下回ってしまうと粒子の変形と癒着が起こらないために粉末となってしまい、充分な強度が得られません。そのため助剤を添加して反応を起こしやすくします。

多くのエマルジョンは一度凍結してしまうと元に戻らないため、凍結安定剤としてエチレングリコール等を添加したり親水モノマーの共重合によって安定を図ります。塗料の保存にあたり品質を安定させるために分散剤、増粘剤、安定剤、防カビ剤も適宜添加されます。

また、皮膜形成直後よりも一定時間が経過したもののほうが機械的強度が向上することが多く、これはポリマーの拡散が皮膜形成後も進行することによります。

参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/yukigoseikyokaishi1943/22/11/22_11_944/_pdf/-char/en
https://www.nissin-chem.co.jp/emulsion/
https://www.threebond.co.jp/ja/technical/technicalnews/pdf/tech23.pdf

エマルジョン塗料のメーカー情報

エマルジョン塗料のメーカーランキング

社員数の規模

  1. 1 エスケー化研株式会社

設立年の新しい会社

  1. 1 日本ペイント株式会社
  2. 2 エスケー化研株式会社

歴史のある会社

  1. 1 エスケー化研株式会社
  2. 2 日本ペイント株式会社

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